ブックタイトル東海村 第5次総合計画 後期基本計画
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東海村 第5次総合計画 後期基本計画
前期基本計画の成果と課題第2章震災からの復旧・復興平成23年3月11日に発生した東日本大震災は,未曾有の大災害となりました。東海村は震度6弱の地震に襲われ,電気・上下水道・ガス等のライフライン機能が停止,道路や家屋の損壊が発生したほか,津波による耕地の冠水,学校教育施設,社会教育施設の損傷等,全域にわたって甚大な被害を受けました。震災当日には,村内15箇所の避難所に全村民のおよそ10%に相当する3,514人が避難する事態となりました。このような非常事態において,村民の方々が中心となって避難所が運営され,続々と避難して来られた近隣住民の安全が確保されました。(1)被災直後の被害状況とその後の復旧・復興◆家屋村内で申請されたり災証明のうち,建物に係る発行は4,791件にのぼり,その内訳は,全壊79件,大規模半壊54件,半壊177件,一部損壊(床下浸水等を含む)4,481件でした。また,南台住宅と緑ヶ丘住宅において,滑動崩落が発生し,東日本大震災(以下,「震災」という。)から2日後の3月13日には,南台住宅の26世帯に避難勧告が出されました。滑動崩落の被害が発生した南台住宅及び緑ヶ丘住宅では,東海村復興交付金事業計画の一環として,造成宅地滑動崩落緊急対策事業が進められ,平成28年3月末に完了しました。◆電気村内全域で停電が発生しました。震災から2日後の3月13日には長砂・笠松変電所までが復旧し,村内の一部で通電しました。さらに,翌3月14日には,村内全域で通電,復旧しました。◆ガス南台団地及び緑ヶ丘団地において,ガスの供給が停止しました。震災から7日後の3月18日に,南台団地の避難勧告世帯以外へのガス供給が復旧しました。◆水道村内全域で断水及び漏水(211か所)が発生しました。震災から5日後の3月16日に外宿浄水場から送水を開始し,次いで3月18日には,須和間配水場からも送水を開始しました。翌3月19日には,漏水箇所が多数あるものの,村内全域への送水を開始し,3月23日までに全域復旧しました。◆下水道被災した下水道管の総延長は13.6kmありましたが,そのうち,平成26年度末現在で13.3kmまで復旧が完了しました。残り0.3kmについては,平成28年3月末に完了しました。17