ブックタイトル教育いばらき No.532

概要

教育いばらき No.532

活力と魅力ある学校づくりを進めます第２次県立高等学校再編整備の後期実施計画（H29～32）県教育委員会では、平成21年７月に平成23年度から32年度までの10年間を期間とする「第２次県立高等学校再編整備の基本計画」を策定しました。この基本計画に基づき、平成22年に前期実施計画を、平成25年に中期実施計画をまとめ、それぞれ公表してきました。このたび、平成29年度から32年度までを期間とする後期実施計画をまとめましたので、お知らせいたします。県立高校の現状と課題●社会の急激な変化少子高齢化や情報化、国際化、産業構造の変化など、社会の急激な変化に対応するため、自ら学び考える力を育成することがますます重要となっています。●生徒の多様化現在、中学生のほとんどが高校等へ進学する中、生徒の能力・適性、興味・関心、進路希望等が多様化しており､生徒一人ひとりの個性を生かす教育環境を整える必要があります。●中学校卒業者の減少本県中学校の卒業者は、近年では平成元年３月の49,441人をピークとして、年々減少傾向にあり、学校の適正規模（１学年４～８学級）を維持することが困難な学校が生じています。（人）60,00050,00042,47540,00035,62030,00020,00010,0000中学校卒業者数の推移（各年３月、平成26年までは実数、以降は見込み）近年のピーク49,44142,92339,005平成26年以降32年度までに約2,500人減少32,80429,668 28,679 28,661 28,025 27,409 26,891 26,188後期実施計画期間S54 S59 H元H6 H11 H16 H21 H23 H26Ｈ29Ｈ30Ｈ31Ｈ32（年）これらの現状と課題を踏まえ、学校や学科の再編を行います。フレックススクールに改編多様な生徒のニーズに応える定時制課程の多部制単位制高校実施年度対象校学科等（○数字は学級数）H30高萩普通科（午前の部2､午後の部1の２部制）※午前の部1に全日制的な時間割等を導入予定学科等を改編する高校実施年度対象校改編する学科等（○数字は学級数）H29日立第二英語科1→普通科1（普通科全体に類型で英語コミュニケーションコースを設置）H29大子清流・総合学科3→2（系列：人文科学、自然科学、福祉）・森林科学科1→農林科学科1（類型で農業科学コース、森林科学コースを設置）H30真壁類型で、農業科1に加工・流通コース、食品化学科1に製菓コース、環境緑地科1に地域産業コースを設置H31潮来商業科1→地域ビジネス科1H31鹿島普通科情報・実務コース1→普通科1（普通科全体に類型で医療・理工コース、国際コースを設置）統合する高校実施年度H30H31H32対象校鉾田第二鉾田農業太田第二佐竹岩井坂東総合※校名等は、今後検討されます。新しい高校の内容（○数字は学級数）校名設置場所設置学科等鉾田新校・総合学科6（系列：人文科学、自然科学、メディア・・鉾田第二マーケティング、生活科学、福祉）・農場は鉾田農業・農業科1、食品技術科1太田新校・太田第二普通科6（普通科全体に類型で商業コース、福祉コー・野球グラウンドは佐竹スを設置）岩井新校・岩井・農場は坂東総合・総合学科4（系列：人文、自然、情報ビジネス、ライフデザイン）・園芸技術科1、農業工学科1（類型で食品機械コースを設置）○類型とは、学習ニーズや進路希望に応じて選択し履修する各教科・科目を配列した教育課程の型をいいます。○再編実施の前年度までの入学者は、現行の学校・学科の教育課程を履修します。問県教育庁学校教育部高校教育課高校教育改革推進室?０２９－３０１－５２４８5茨城にゆかりのある著名人をインタビュー！宇宙飛行士星出彰彦さんのインタビューを掲載中！スペシャルインタビュー茨城県検索