ブックタイトル広報 常陸大宮 2015年12月号 No.135
- ページ
- 8/24
このページは 広報 常陸大宮 2015年12月号 No.135 の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 広報 常陸大宮 2015年12月号 No.135 の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
広報 常陸大宮 2015年12月号 No.135
人口ビジョン及び常陸大宮市創生総合戦略を策定我が国においては、急速な少子高齢化の進展に的確に対応し、地方の人口の減少に歯止めをかけ、東京圏への人口の集中を是正することが求められています。また、それぞれの地域で住みよい環境を確保し、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくことが、差し迫った課題となっています。その課題を解決するため、平成26年11月に「まち・ひと・しごと創生法」が制定されました。そして同年12月27日に、国は長期ビジョンや総合戦略を閣議決定しました。これを受け、本市でも、それらを勘案した「常陸大宮市人口ビジョン」及び「常陸大宮市創生総合戦略」を10月27日に策定しました。人口ビジョンは、人口の現状と考えられる将来の姿を基に、今後目指すべき方向を提示しています。また創生総合戦略は、今後5か年の目標や施策の基本的方向、具体的施策をまとめたものです。【人口ビジョンの概要】(1)総人口の推移国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(2013年(平成25年)3月推計)」では、2040年の本市の総人口は29,424人と3万人を割り込むことが推計されています。(2)特筆すべき人口問題及び目指すべき将来の方向性人口問題・将来的に年少人口と生産年齢人口が半減・人口構造の逆ピラミッド化・10代半ばから40歳までの年代の転出・低い出生率と婚姻率目指すべき将来の方向性全体の方向性人口構造のバランスを整える1進学・就職で転出する(した)人材のUターン促進2結婚・子育て世代の移住・定住促進、転出抑制3合計特殊出生率の向上(3)人口の将来展望【将来展望】人口構造のバランスの安定と2060年(平成72年)の総人口約22,200人を見込みます。【将来展望実現のための目標】2060年(平成72年)までに合計特殊出生率2.07を目指します。◎西野由希子創生特別顧問から「常陸大宮市の未来をみんなで考えるための基礎データ―常陸大宮市人口ビジョン―」人口等の各種基礎データを用いて、本市の現在の状況を確認し、将来の展望を市民の皆さんや様々な分野の皆さんと一緒に考えていこう、という考え方が込められています。また政府が提供している「地域経済分析システム」のデータなども活用し、市の現状や課題について、分析や検討ができればと思います。「郷育立市・常陸大宮市の未来を拓くまちづくりプラン―常陸大宮市創生総合戦略―」市が掲げる「郷育立市」の考え方を中心に、「まち」「ひと」「しごと」のプランを立てていて、これが大きな特徴となっています。これら3つのプランのもとに施策を置き、具体的な事業に取り組んでいきますが、それぞれのプランが相互に作用していくよう、様々な面で連携を図っていくことにしています。内容については、今後も定期的に見直しを行い、新規事業の追加や修正等も行っていく予定です。皆さんからご意見等をいただくとともに、本市「総合戦略」全体の推進と各事業の実施にご協力をいただけますよう、お願いいたします。広報常陸大宮8平成27年12月号