ブックタイトル広報あみ 2016年1月号 No.658
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広報あみ 2016年1月号 No.658
広報あみ1月号通常版2015.12.18 12町村合併60周年、誠におめでとうございます。私は、旧旭村(現在のつくば市)で生まれ育ちました。22歳の時に、阿見生まれ(福田地区)の主人と結婚し、現在のうずら野に住んだのは、昭和45年からです。当時のこの辺りは、畑や田んぼが多く、とてものどかな所でした。私は仕事をしていたので、実母に子供の面倒を見てもらい、その合間をぬって「踊り」を習いました。「英美会」を立ち上げてから、もう25年になりました。13人の会員の中に、実穀で生まれ育った者が3人おります。合併当時の昭和30年頃を振り返ってもらいました。彼女たちは、中学1年生、小学1年生、2年生で、おかっぱ頭のかわいい少女たちでした。話によりますと、実穀地区は「朝日村」の中心地で、役場・農協・駐在所・郵便局があり、商店も数多くあったそうです。なかでも、実穀十字路付近はにぎやかで、毎日の通学も楽しかったそうです。また、合併に関しては、稲敷郡朝日村実穀(農村地区にとっては、朝日が差し穀物が実る)という素晴らしい名称であるため、地名を残したいとか、常磐線より一里(4km)の場所なので、荒川沖と合併した方が良いのではないか等々・・・リーダーである皆さまが、とても悩んでいたという話を、親から聞いていたことを思い出したようでした。時代の流れとはいえ、自分たちが学んだ朝日中学校も今は霞个浦聾学校に、実穀小学校もいずれは閉校になる予定で、子供時代の思い出がなくなるようで、寂しかったとの思い出があるそうです。「光陰矢のごとし」とは申しますが、私もいつの間にか七十歳を過ぎ、この間に大病もしましたが、周囲の人たちに支えられ、すっかり元気になりました。普段の民舞踊の活動も認められ、昨年は県知事賞を賜りました。町村合併60周年を迎えて町村合併60周年記念特別寄稿二区北九鬼トミ町村合併60周年記念特別寄稿ントの山田たかお氏による記念講演と、あみ大使のノブ&フッキーのおふたりによる、ものまねショーの記念公演が行われ、会場は和やかな雰囲気に包まれました。当日は雨天にもかかわらず、約450人の町民の皆さんが節目を祝い、更なる町勢発展への決意を新たにしました。ご臨席賜りまして誠にありがとうございました。微力ではありますが、「健康第一」、趣味をもって「心豊かに」をモットーに、これからも町文化発展のために貢献できたらと考えております。現在の阿見町は、旧阿見町・朝日村・君原村・舟島村の一部の合併により、昭和30年4月に誕生いたしました。今年、町村合併60周年を迎えるにあたり、平成26年12月に、合併60周年記念のロゴマークを町立小中学校の児童・生徒の皆さんから募集しました。応募作品582点の中から、阿見中学校の黒木菜月さんの作品が採用され、このロゴマークは町広報紙の表紙・式典をPRするための横断幕など、さまざまに場面で活用させていただきました。記念式典は、11月8日(日)茨城県立医療大学構内にある講堂において開催しました。式典第1部では、オープニングアトラクションとして、町内在住者である廣畠愛さんと黒田泰子さんによる、ピアノとバイオリンの美しいハーモニーの演奏で始まり、天田町長の式辞、多数のご来賓の祝辞、町勢の発展に寄与し、またはその徳行が町民の模範となる皆さまに対して記念表彰(地方自治の伸展、社会福祉の増進、保健衛生の向上、産業の振興、教育・文化・体育およびレクリエーションの向上、治安の維持・災害の防止、善行等)が行われました。式典第2・3部では、テレビの長寿番組に出演しているタレ九鬼トミさん『英美会』の代表として、町の文化協会舞踊部門に所属され、チャリティー舞踊会を開催するなど、地域の活動に貢献されています。昨年の12月には芸術文化活動における県知事表彰を受賞するなど、精力的に活動されています。町村合併60周年記念式典開催▲オープニングアトラクション▲会場入口の昭和時代の写真パネル展示▲記念表彰を受けられた皆さん