ブックタイトル広報しろさと 2015年12月号 No.131
- ページ
- 15/20
このページは 広報しろさと 2015年12月号 No.131 の電子ブックに掲載されている15ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 広報しろさと 2015年12月号 No.131 の電子ブックに掲載されている15ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
広報しろさと 2015年12月号 No.131
―vol.75 2015 12月―パパ、ママ、たばこを吸わないで!たばこが喫煙者本人だけでなく、周りで煙を吸っている人たちにも害をあたえるということは、ご存知の方も多いと思います。このたばこが、赤ちゃんの成長にどのような影響をあたえるか、パパ、ママはもちろん、それ以外の方も、もう一度考えてみましょう。○妊娠中の胎児への影響タバコに含まれる有害物質、ニコチンや一酸化炭素が母体に吸収されることによって、胎盤と胎児の低酸素状態を招き、以下の出産トラブルへとつながる可能性が高くなります。・早産、流産、低出生体重児(2,500グラム未満)の原因に・前置胎盤や胎盤早期剥離の原因に・その他早期破水や先天性異常などの原因に○出産後の赤ちゃんへの影響たばこの煙には有害物質が高い濃度で含まれています。こどもや赤ちゃんは大人に比べ、呼吸器や中枢神経の発達が未熟であるため、さらに身体への影響を受けやすく、以下の原因へとつながる可能性が高くなります。・乳幼児突然死症候群(※)の原因に・気管支喘息、気管支炎、アレルギー、肺炎、中耳炎の原因に・たばこの誤飲による事故(誤飲事故第1位)の原因に・知能発達低下の恐れがあります。・母乳はニコチンが凝縮。赤ちゃんに不眠、下痢、嘔吐などのニコチン中毒症状が出ることもあります。ママが吸わなくても、周りの人が吸えば同じことが言えます。家の外で吸っていても、煙の中の有害物質は吐息に含まれ、衣服や髪の毛にも付着します。※乳幼児突然死症候群(SIDS)それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく眠っている間に突然死亡してしまう病気。両親ともたばこを吸わない場合に比べて、両親とも吸う場合は4.7倍、危険性が高くなります。たばこの影響はとても大きなものです。元気な赤ちゃんが生まれてくる日を安心して迎え、お子さんのすこやかな成長を見守るためにも、禁煙をお勧めします。パパ・ママだけでなく、その周りの方ももう一度、たばこの害について考えてみましょう。禁煙したいと考えている方、禁煙について相談したい方には、町の保健師がアドバイスします。下記の問い合わせ先にご連絡ください。問合せ健康福祉課(常北保健福祉センター内)?029-240-655015広報しろさと2015年12月