ブックタイトル広報龍ケ崎りゅうほー 11月後半号 No.735

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概要

広報龍ケ崎りゅうほー 11月後半号 No.735

冬の感染症についてノロウイルスによる食中毒および感染症■問い合わせ:保健センター母子保健グループ? 64-1039ノロウイルスは感染者の便やおう吐物から手指や食品などを介して感染し、おう吐・下痢・腹痛などを起こすウイルスです。近年は年間を通して流行していますが、特に秋から冬にかけて本格的な流行を繰り返します。近年は、ノロウイルスが変異し新たなウイルスとなって感染を広げつつあります。本格的な流行シーズンになる秋以降も新たなウイルスが主流となった場合、例年に無い大きな流行になる恐れがあります。感染しないようにするには1食品は十分に加熱処理して食べるようにしましょう。ノロウイルスは、85℃で1分以上加熱することによって感染力が失われます。2食事や調理をする前、トイレに行った後は必ずよく手を洗いましょう。3調理器具は常に清潔に保ちましょう。まな板や包丁などは洗剤でよく洗った後、消毒液(下記のB)に浸して消毒し、その後水で洗い流しましょう。4感染者が使用したものや触れたものは消毒しましょう。食器、トイレのふた、ドアノブなども消毒液(下記のB)で消毒し、10分後には水拭きしましょう。特に、排泄物や吐物の処理には注意が必要です。オムツや拭き取ったペーパータオルなどはビニール袋に密封して廃棄しましょう。吐物は、乾燥するとノロウイルスが空中に漂い、これが口に入って感染することがあります。●消毒液(次亜塩素酸ナトリウム)の作り方市販の塩素系消毒液や漂白剤は、6%くらいの濃度(使用前に表示確認)です。空ペットボトル(2l)などを用い、消毒液が簡単につくれます。AB濃度消毒対象作り方1000ppm(0.1%)200ppm(0.02%)?排泄物や吐物が付着した床など?食器・衣類?トイレの便座やドアノブ、手すりなどペットボトルキャップ8杯強の原液を水で2lに希釈する。ペットボトルキャップ2杯弱の原液を水で2lに希釈する。ただし、衣類が色落ちしたり、金属が腐食したりすることがあるのでご注意ください。RS(アールエス)ウイルス感染症とは?RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。症状は、軽い風邪のような症状(発熱、咳、鼻汁など)から重い肺炎までさまざまです。初めて感染発症した場合は重くなりやすいと言われており、乳児期、特に乳児期早期(生後6カ月以内)にRSウイルスに初感染した場合は、細気管支炎、肺炎といった重い症状を引き起こすことがあります。感染しないようにするにはRSウイルス感染症の感染経路は、飛沫感染と接触感染です。咳などの呼吸器症状がある年長児や成人は、可能な限り0・1歳児との接触を避ける、マスクを着用して接するなどが感染予防に繋がります。また、接触感染対策としては、子どもたちが日常的に触れるおもちゃ、手すりなどはこまめにアルコールや塩素系の消毒剤で消毒するとともに、流水・せっけんによる手洗い、または手指消毒薬で消毒を行いましょう。-3-平成27年11月後半号