ブックタイトル広報おおあらい 2015年11月号 Vol.527
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広報おおあらい 2015年11月号 Vol.527
想随想随大洗町長小谷隆亮未あ来すを拓く大洗町~町制施行60周年を迎えて~わが町は今年、町制施行60周年、併せて大洗鹿島線開業および大洗港フェリー就航から30周年という節目の年を迎えることができました。10月24日には、記念式典を国会議員の先生方をはじめ多くのご来賓のご臨席のもと開催したところです。今後70周年、80周年へと続く「未あ来すを拓く大洗」を実現するためには、町民自身が、大洗の未来に希望を持ち、豊かで潤いのある生活を送ることが出来る地域社会を創り上げることが大切であります。顧みれば、平成8年9月に町政を引き継ぎ、産業の振興として観光立町を掲げ、サンビーチの整備や大洗リゾートアウトレット・めんたいパークの誘致、漁協直営「かあちゃんの店」の立ち上げに取り組みました。さらには、友好都市との連携による交流人口の拡大を図る中で、地場産業と観光の融合による町の元気づくりに継続的に意を用いてきました。今年からは新たに「地方創生」がスタートしました。わが町でも各界の有識者の方々や町民の英知を結集し、人口ビジョン・総合戦略を練り上げているところであり、「仕事の創出」と「移住・定住の促進」に対する今後5年の取り組みが重要となります。仕事の創出については、各産業の更なる活性化と六次産業化、担い手としての若者の人材確保を図る必要があります。地場産業を観光に結びつけながら、町の有する素晴らしい資源と芸術・文化・食を観光面に生かす取り組みを強め、五感で楽しめる観光立町を目指します。また、大貫台を核医療科学の拠点として新たな雇用の場を創出できればと考えています。移住・定住促進では、前原地区の旧町営プール及びテニスコート跡地、山場平、原研住宅跡地を住宅用地として整備を進めています。さらには南中学校南側町有地の宅地化などに取り組みます。そして若い人たちに大洗町の教育、子育て支援体制をしっかり見ていただき、働く場とセットで移住の促進を図ってまいります。私が目指すまちづくりは、小さな町だからこそ、隅々まで心配りの出来る温かい町、子育てしやすく住んでよかったといえる町であります。町政の舵取りを行う責務と使命をしっかりと胸に刻み、これまで培ってきた「人」・「まち」・「海」の3つの財産を最大限に活かしながら、更に「対話と協働」のまちづくりを進めていきます。そして、ふるさとを大切に思う町民がいる限り、この大洗町がどこよりも魅力的なまちになることを確信しています。「小さくともキラリと光るまち」として輝き続けられるように全力を尽くして邁進していく決意であります。夕日の郷松川コンサートを開催今年5月に涸沼がラムサール条約湿地に登録されたことを記念して、9月27日に松川漁港前広場において「夕日の郷松川コンサート」が開催されました。美しい夕日が沈む涸沼を背に、大洗南中学校吹奏楽部や荒磯太鼓保存会、大洗高校ブルーホークスが演奏しコンサート会場を盛り上げました。午前中までの雨が嘘のように、美しい夕日を眺めながら多くの方が心地よい演奏に聞き入りました。また、コンサートが始まるまでは小学生以下を対象とした芋掘り体験や餅つき体験、めだかすくい、などの楽しいイベントが開催されたほか、地域の方の協力のもと来場者につきたてお餅が振舞われました。(19)広報おおあらい2015.11.11