ブックタイトル広報いしおか 2015年11月1日号 No.242
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広報いしおか 2015年11月1日号 No.242
国府大西和子安保反対子を抱く親のデモの姿を照らす月下林加藤弥生虫の鳴く声肴にさせて月と酌み交う秋の宵国府篠原美千代被災かなしく戸惑うばかり夜の避難所沁みる風川又関清志農家減少跡継ぎ途絶え田畑雑草気が焦る杉並助川浩史追かけっこの草取り止めて秋の虫へと貸すねぐら石岡石塚芳華ゆれる木漏れ日紅葉の彩に村の地蔵もうす化粧南台月乃香?耶姫夕日沈んでうす紅くれなにい色を織りなす筑波山若松川崎洋子彼岸終わって冬至の日まで夜の長さがしみる酒「月下美人」今年も咲きました櫻井千代子我が家で、毎年楽しみにしている香りのよい「月下美人」の美しい花が、九月の夜咲きました。夜七時頃から咲きはじめ、十二時頃までに終わってしまうのが、ちょっと残念です。飯嶋ようしとしと降り続く雨七変化のアジサイにカタツムリに角を出せば梅雨の風情も又楽しい子供の頃天の川が夜空に陣取っていた七夕には願いを込めた誰が悪いのか雨雲に覆われて梅雨時の雨は植物や農作物に恵みを与えてくれる季節である日本人にとっては季節感を育む長雨である雨の強さはイメージ順番にザーザ降るバケツを引っくり返したように降るザァーザァー激しい雨と思ったらしいとしとしとと降る時もある人の気性も激しくならないかと東大橋森美千瑠駆けて来るわが犬ほがらに見ゆるまで青田の道を風の吹き抜く東石岡田村満佐戦場に行きし兵士が言ひたりき死ぬが一番らくなんですと東光台内田千代子盆の夜うから集まり戦争のテレビを見ているこれが幸かや部原久保田好子一粒の葡萄の味覚全身に北府中髙橋忠雄過去未来灯下親しむ妻がをり東光台野村洋子不備を突く秋の出水も摂理かな東光台森まさえ青き過去悔いて鬼灯赤くなり総社山口美津子秋出水数多の涙流れけり俳句文化協会だより市民ずいひつ大谷津海老澤明子黙もだしゐし老い人たちが口ひらく七十年前のいくさの無残東石岡長谷部ミイ茂りたる枝切り落し広くなり庭に涼しき風吹きとおる短歌いしおか俳句同好会やさと俳句会下林鈴木邦翠秋霖に煙る峠を越へて来し吉生土佐汀風松手入済みて明るき寺の庫裡下林桜井衛人急階段登りて秋の千手堂石岡短歌同好会八郷短歌会俚謡投稿作品石岡俚謡会東成井小島せん夕闇の迫れば西の空高く筑波の山は赤く染まりぬ大塚松岡元義秋時雨落ちたる一葉青蛙北根本大塚豊子夕沈む草むらで鳴く秋虫の猛暑の日よりしのぐ声にも山崎荒井幸子地区内の長寿スポットさながらに最高齢なる我が義両親●文化協会盆栽部八郷支部・秋の盆栽展日時10月31日(土)?11月3日(火)午前9時?午後5時場所県フラワーパーク※会員の作品を展示します。■問い合わせ石井?43・2418●第48回石岡市文化祭文化協会会長内山侑一文化協会所属団体の日ごろの成果を発表する「石岡市文化祭」が、今年も盛大に開催されています。昭和43年に行われた第1回以来、無事48回目を迎えることができたのも、先人の努力と市民の皆さんのご支援のおかげと心から感謝申し上げます。当文化祭は11月18日まで、市民会館など5つの会場で土・日曜日を中心に開催されます。ぜひ足をお運びください。文芸いしおか市民の皆さんからの作品(俳句・短歌・俚謡・市民ずいひつ)を募集します。投稿をお待ちしています。◆送付先〒315─8640石岡市石岡一丁目1番地1石岡市役所市長公室秘書広聴課「文芸いしおかコーナー」係まで心配俳句や短歌をたしなむ日本人の細やかさはいつ迄も大事にしておきたい財産のひとつではないかと思うのが、ちょっと残念です。のが、ちょっと残念です。27広報いしおか11月1日号№242山崎鈴木菫さりげなく庭の花々ほめくれて友は帰れり心たのしも山崎西口はま子ほととぎす秋明菊の咲く庭に小さき朝顔夏の残像月岡菱沼む免子ご先祖や亡夫に守らるる現在に感謝をしつつ墓石清む