ブックタイトル広報筑西People 2015年11月1日号 No.164

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概要

広報筑西People 2015年11月1日号 No.164

市災害対策本部は、家屋が浸水し家に戻れなくなった人や洪水の危険性があり避難した人を受け入れるため、川島地区、船玉地区、関本地区に避難所を開設し、その運営にあたりました。避難所の開設期間は11日間で、延べ575人が避難しました。鬼怒川の水が引いた後は被災者と共に、地域のみなさんやボランティア、災害協定締結事業所、消防団、市職員などが、家屋、道路、側溝などに堆積した災害ごみや汚泥などを撤去・搬送、清掃するなど復旧活動にあたりました。清掃後は、家屋の消毒などをしながら、少しずつ生活再建を進めています。また、市では現在、被災者の生活再建を支援するため、支援金の支給手続を進めているところです。なお、市による復旧事業については、今回の水害が激甚災害に指定されたことから、国からの特別の財政援助が行われます。さらに、国土交通大臣は、鬼怒川を河川敷甚災害対策特別緊急事業の対象とし、今後約5年間で堤防の新設や補強に加え、川の拡幅や川底の掘削などを集中的に行い、鬼怒川全体が今回と同程度の降雨に耐えられるように整備する考えを明らかにしました。復興に向けて関東・東北豪雨被害船玉地内(10日午前11時頃)船玉地内(10日午後4時30分頃)下妻市との境界付近災害ごみ避難所9月10日、関東・東北豪雨により、各地で川が氾はんらん濫するなどの大きな被害がありました。筑西市でも、堤防が整備されていない川島地区及び船玉地区で鬼怒川が溢いっすい水しました。この水害による人的被害は無かったものの、床上浸水111棟(大規模半壊79棟、半壊32棟)、床下浸水96棟(一部損壊)の被害がありました。2