ブックタイトル広報かすみがうら 2015年10月号 No.127
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広報かすみがうら 2015年10月号 No.127
文芸ひろば詠歌の紹介投稿作品初めての都会暮らしの孫を訪い手巻きずし食む千駄木の昼沽野はつ子喜びも悲しみもあり人の世に清く流れる谷川の水石塚清昏れ初めて真向う月や盆のごと尾花求めて行き交う人も渡辺静江二つ三つ寄よせ来くる渦うずに白しろき帯おび刈かり取とる間まもなき秋の長ながあめ雨吉田正道登校する児等のざわめき遠退いて変哲もない一日始まる菅谷咊子今日だった過ぎて手帳の日附見るやまぐちいさむ秋うらら迷めいろ路達成ハイタッチ扶美世千代田俳句同好会12かすみがうら出島短歌会稲田刈り機械の力目まぐるし重ねて想ふ遠き鎌の音飯島ヒロエ西の空真赤に染まりし鰯雲ゆっくりゆっくりどこまで流る名倉子庭先きに揃って咲いたサルビアが風にゆられておしゃべりしてる浜田留子月映す川の流れにかぶされる暗さつづきて雲の影ゆく岡田恭子檜の香ただよう湯船に娘等とひと夜なごみの袋田の宿小室貞江▼投稿作品(俳句・短歌・川柳)を募集しています。11月4日水までに情報広報課(〒300-0192大和田562番地)へお願いします。市民学芸員が語るシリーズ?ジオパーク構想豆知識問郷土資料館?029(896)0017↑穏やかな表情を浮かべる拾光寺観音爽やかにカーテンの裾揺れにけり萩原初枝街道を一歩それたり曼珠沙華福田妙子稲光闇夜の山を浮かび出す山内勝昭秋刀魚焼く煙ただよう日暮かな坂部幸子秋天へひびけと鐘をつきにけり大塚隼人青見紫陽花俳句会畑仕事ころりころりと芋の露飯田功裏木戸や斜めに出れば蜘蛛の囲に車田きみ帰農して喜々と分け入る露の畑田能幸雄生きるとはひたすらに鳴く蝉の声萩原とし子ころころと遊び上手な芋の露福田宏通かすみがうら市の山々とジオスポット~後編~市内の山々の周辺地域には独特の自然環境や文化が形成されており、数多くのジオスポットが存在しています。今回は、9月号に引き続き山周辺のジオスポットを紹介します。?三ツ石みなさんは、「三ツ石森林公園」の「三ツ石」の由来を知っていますか?青木葉山の山中には、この「三ツ石」の由来とも言われる、花崗岩の大きな岩が3つ残っています。現在は、杉林の成長により裾野から見ることができませんが、かつては地域の人たちの間で有名な「三ツ石」であったようです。?藤見の滝林道雪入線の付近には、雪入川の支流が流れています。花崗岩の荒々しい岩肌を抜ける清流と、力強くうねった藤が織りなす景観は非常に美しく、自然の雄大さを感じることができます。?成沢の山桜市北西部の山々には、約3千本もの山桜が群生しています。新しい葉とともに花を付け、新緑に浮かぶ姿は、まるで桃色の霞のようです。ぜひとも、春には「山桜ウォーク」に参加し、幻想的な空間を満喫してください。?拾じっこうじ光寺観音雪入山の山中には、今からおよそ270年前(江戸時代)に造られた花崗岩製の十一面観音菩薩像があります。また、ここからさらに上方には平場があり、その周辺からは多くの古銭が出土したといわれています。現在のところ「拾光寺」という寺院が存在したことは確認されていませんが、雪入山周辺は古くから信仰の場であったものと考えられています。次回は「帆引き船」について紹介します。(深井征一郎)これが「三ツ石」→