ブックタイトル広報なか 2015年10月号 No.129
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広報なか 2015年10月号 No.129
????????????????????????????????????車の新しい利用形態カーシェアリングの普及がヨーロッパを中心に進みつつあります。カーシェアリングのシェア(?????)とは、「共有する」「分かち合う」という意味で、登録した会員間で車を共同使用することをいいます。カーシェアリングでは、専用の駐車スペースがマンションの前や住宅街の一角、スーパーマーケットの駐車場内などに設置されます。日本では、コンビニエンスストアの駐車場への設置も広がりつつあります。共同使用の形態は、マンション数世帯で1台の車を共有する規模の小さなものから、1万人の会員が1000台の車を200か所以上のステーションで共有する規模の大きなものまでさまざまです。レンタカーは不特定多数が利用するシステムですが、カーシェアリングはあらかじめ利用者登録した会員に対してのみ車が貸し出されます。また、レンタカーのような半日、1日単位の利用ではなく、利用時間の単位は10分~15分単位や1日単位で利用できるところもあり、短時間・短距離の利用を前提とするシステムになっています。??????????????今から買い物に行きたい携帯電話やパソコンを使い自宅の近くのステーションに置かれた小型車を予約車のドアロックを会員カードで開け、車のキーをダッシュボードから取り出して運転利用後、車をステーションに戻すカーシェアリング事業者に走行距離と利用時間を連絡※料金は走行距離と利用時間の両方から計算され、支払いは月々自動引き落とし??????????????????カーシェアリングを利用するメリットのひとつは、車を使用する費用が安く済むことです。車を自分で所有する場合、まず取得価格が高額である上、自動車取得税、自動車税または軽自動車税、自動車重量税、駐車場代、自賠責保険代、自動車任意保険代、車検代、整備費用、そして消費税など、所有するだけで相当の諸費用の支払いが必要となります。このような維持費を払いつつ車を所有したとしても、車を使用するのは1日せいぜい数時間に過ぎず、使用していない時間のほうが圧倒的に多く、稼働率は低いのが普通です。平日はほとんど車に乗らず、休日にしか車を使わない、いわゆる「サンデードライバー」の場合、月間の車の利用時間はせいぜい8時間程度です。こういったかたには特に、必要な時間だけ車を利用し、同一の車を複数の人で共同使用することで維持費を折半するカーシェアリングを利用する意義があります。もちろん、共有する人数が多くなれば、1人当たりの負担額はより少なくて済みます。4