ブックタイトル大洗町議会だより No.167
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大洗町議会だより No.167
15大洗町議会だより167号2015年10月7日発行小野瀬義之議員地球温暖化と大洗のかかわり夏の海水浴場事業と原子炉「常陽」の役割町政を問う9月4日と原子力の受給率は4%位です。エネルギー問題も含めてしっかりと歩みを進めていくことが大事だと思っています。大洗の3つの原子炉は、世界に類を見ない照射機能を持っており、世界にも果たす役割は大きく存在感を示すようになっていくだろうと思っています。原発に対する国民の意識は厳しいものがありますが、今後原子力をベースロード電源で20%を考えればひとづくりはしっかりやっていかなければならないと思います。今年、大洗の原子力施設が独立行政法人から国立の原子力開発機構に変更されたことからも、今後の日本の歩みにおけるミッションをしっかりふまえて望んでいく位置づけをされたところです。「常陽」の展開も、議会と一緒に国などへ大洗の考え方が前進できるようお願いしてきた経緯があります。国が高速炉のあり方として原子力サイクルを踏襲していくとすれば、「常陽」を運転して、原子力の研究に早く取り組んで、高速炉を使って使用済み燃料の再処理により減量して、100年といわれる埋蔵量の延命を図り、原子力を展開することにより、地球に優しいエネルギーを供給できることにもなります。そのためには、しっかりとした人材を育成して、そして、アジアや多くの皆さんの学べる場としても提供できるようになればと思います。〈その他の質問(要望)〉・「わくわく科学館の2階部分に図書館の設置を考えては」アルを整備しておく必要があると考えます。2013年以来、我が国での発電構成は図で示すように、約90%が炭酸ガス(CO2)を排出する火力発電に頼っている。国に於いてもこの温暖化対策としてCO2を出さない原子力発電や再生可能エネルギー(太陽光、風力など)に注力し、2030年には火力発電を56%まで下げるという方針を決定し、本年8月川せん内だい原発が再稼動した。稼動すれば必ず使用済燃料などの放射性廃棄物が発生する。この廃棄物を減らすこと及び放射能の有毒性の期間短縮は大変重要で喫緊の問題である。この二つの問題の解決に貢献できる我が町の高速実験炉「常陽」(現在は停止中)を早期に稼動させ、地球温暖化防止のため活用すべきだと思うがいかがか。町長地球環境問題ですが、温暖化が進み地球環境の悪化が懸念されています。今後の考え方の問題として、地球の一次エネルギー資源の埋蔵量と消費量を考えると、100年くらいで寿命が来てしまうと言われています。日本の一次エネルギーの供給構成を見る炭酸ガスやメタンガスは温室効果ガスとも呼ばれ、空気を暖めるという性質を持っている。しかしながら近代の工業化、人口の増加により、炭酸ガスの排出量が多くなり、全世界的に気温が急上昇し、それが異常気象をもたらしていると言われている。今夏の「サメ」の出現は、我が町の海水浴事業にとっては大きな打撃であった。この「サメ」の出現は、地球温暖化の影響からといわれている。来年以降もこの「サメ」の出現は予想されることから、「サメ」出現時の駐車場料金等を始めとする海水浴客への対応をマニュアル化しておくべきと思うがいかがか。商工観光課長大洗町の海水浴場においては、「津波避難誘導マニュアル」や「海難事故出動要請連絡系統図」をマニュアル化し、有事の際に備えています。今年の「サメ」出現のように、今後はいろいろな事象が起こり得る可能性があると思われます。サメ出現時も含めて、様々なケースを想定し、迅速に対応できるようなマニュ答問問はじめに答