ブックタイトル広報いたこ 2015年10月号 Vol.175

概要

広報いたこ 2015年10月号 Vol.175

今こそ！〔潮来市版「総合戦略・人口ビジョン」の進捗情報〕潮来市では，多くの市民の皆さまの意見を施策に反映させるため，アンケートを実施します。対象となった方へ，アンケート用紙をお送りしますので，ご協力をお願いいたします。（10月中旬頃）現在、潮来市で輝いている「まち」にクローズアップまち・ひと・しごとシリーズ第５弾水郷旧家磯山邸昭和29年に建築された水郷旧家磯山邸は，平成20年度に潮来市に寄贈された，日本家屋です。（潮来市潮来４丁目にあります）平成27年８月。潮来祇園祭礼の時に初めて開放実証実験を行いました。潮来市民はもとより，祭礼参加者・観光客の方々に，水郷情緒をたっぷりと味わえる空間を提供したいという思いから，この８月に実証実験するに至りました。まずは，７月中旬から，市役所職員で大掃除から始まり，庭の草刈り，梁のすす払い，障子張替などを行いました。畳はクリーンセンターからリサイクル畳を提供してもらい，竹で飾り付けする際，市内の竹林所有者から無償で提供いただけました。今まで閉ざされたままだった磯山邸の開放をずっと待ってくれていたかのように，ご近所の方々が続々と現れ，中を覗いては「懐かしい。この家で遊んだ記憶がある」，「外観だけだったから，中を拝見してみたかったの」，「頑張ってね」などと，たくさんの励ましの声をいただきました。また，庭木を切るのを近所のご主人が手伝ってくれたり，磯山邸にまつわるお話や古き良き時代を丁寧に教えてくれる方々のおかげで，無事に祇園祭礼開放の日を迎えることができました。８月７・８日は，たくさんの方々がお見えになり，「古い家屋もいいね。素敵」と涼んでおられました。樽に水を張り，氷水で冷やしたタオルを手に渡すと祭り人は，みな「生き返る！」と笑顔で答えてくれました。中には，畳の上でゆっくりしたり，久々に会う同級生同士で話し込む姿もあり，思っていた以上の反響でした。利活用に関してのアンケートにはたくさんのアイデアを記入していただきました。まちづくりは，市民の声を聴いてから…。のスタンスで，私たち市役所職員は，今後も働いていきます。そして，何より，まちづくりには，職員だけでなく，市民のみなさまの気力・行動・熱さが必要です。今こそ，「まち・ひと・しごと」をキーワードに，みんなで元気いっぱいのまちにしたいものです。お問合せ潮来市まち・ひと・しごと創生担当：総務部秘書政策課63-1111内線211広報いたこ201510月号Vol.1752