ブックタイトル広報つちうら 2015年10月上旬号 No.1156

概要

広報つちうら 2015年10月上旬号 No.1156

土浦の将来を担う中学生たちからの問いかけ中学生模擬議会放射能の調査についてそらち都和中学校：島田空知さん市では、定期的に放射能についての調査をしていますか？また、まだ放射能が高く危険な地域はありますか。市では、東日本大震災に伴い発生した福島第一原子力発電所の事故で放出された放射線物質が除染基準を超える地域については、子どもの生活空間を優先して除染作業を行いました。その結果、平成24年初頭に除染基準を超える地点が確認されていましたが、平成25年末には、除染基準を超える放射線量は観測されませんでした。今後も放射線量を監視し、必要な安全対策を実施していきます。【市民生活部長】災害時の安全対策について土浦第五中学校：佐藤好このみさん土浦市では、災害時の避難所など市民の安全対策をどのようにお考えでしょうか。市の防災計画では小中学校28校をはじめ高校、地区公民館など市全域をカバーできるよう避難所に指定しており、災害の規模に応じてどこの避難所でも利用可能ですが、いつ、どこで起こるか分からないのが災害であるため、一人ひとりが災害に備え、適切に行動することによって被害は最小限に抑えられます。また、飲料水や非常食などを各家庭で準備することも大切です。【総務部長】交通の便についてにじほ新治中学校：小神野虹歩さん今、新治地区では公共の交通機関が非常に少ないです。現在取り組んでいることや今後行う予定の事について教えてください。現在、市では公共交通に対する取り組みとして、「キララちゃんバス」、「のりあいタクシー土浦」、「コミュニティバス」および一部のバス路線に対する支援を行っています。今後、高齢化が進み、運転できない方の増加が予想されるため、市では、地域や交通事業者と共に公共交通の維持・確保に努めていきますので、皆さんもできるだけ公共交通をご利用ください。【都市整備部長】学校の周りについてゆうか土浦第六中学校：内田優香さん学校の周りの道路にガードレールや電灯を増やしたり道路を広げたりしてください。市では、通学路の危険な場所について道路の修繕などの改善を実施しております。ご質問の件については、設置が可能な場所には、市でガードレールや転落防止用の柵等を設置し、電灯については、現地を確認し、防犯灯の設置を区長さんたちと相談していきます。また、茨城県が管理する道路については、自転車が安全に通行できるよう安全対策の検討や道路の舗装の改善などをお願いしていきます。【五頭副市長】7広報つちうら2015.10.1