ブックタイトル広報龍ケ崎りゅうほー 10月前半号 No.732

ページ
2/24

このページは 広報龍ケ崎りゅうほー 10月前半号 No.732 の電子ブックに掲載されている2ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

広報龍ケ崎りゅうほー 10月前半号 No.732

広島への中学生派遣事業を実施しました平成27年度非核平和推進事業広島への中学生派遣事業を実施しました■問い合わせ:人事行政課法制・選挙グループ?内線344これまで市では、平成元年の「核兵器廃絶平和都市宣言」や平成21年の「平和市長会議(現:平和首長会議)」加盟の理念に基づき、原爆や戦争被害の状況・悲惨さについて各種写真パネル展などの展示を通じて、恒久平和のメッセージを発信してきました。昨年度から、次世代を担う中学生に広島における実際の被爆地の見学、「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式(平和記念式典)」への参列を通じて、被爆の実態や平和の大切さについて学習してもらい、不戦・平和へのメッセージを語り継いでいってもらうための取り組みを実施しており、本年度も8月5日(水)から7日(金)の日程で派遣を行いました。●募集・選出方法:市内6中学校の希望する生徒から抽選で、男女6人ずつ、合計12人を選出(応募総数:22人)>>学習会の開催●1回目:7月1日(水)龍ケ崎市役所顔合わせ、団長・副団長の選出、事業で取り組む内容の検討(折り鶴作成や、各自の研究テーマを設定することを決定)●2回目:7月18日(土)歴史民俗資料館『サダコと折り鶴ポスター展』見学、調査・研究テーマの発表、昨年度派遣者との懇談写真パネル展の見学風景。みんな熱心にメモを取って見学しています。各自の調査・研究テーマの発表。「原爆による被害はどのくらいあったか」「二度と戦争をしないためにはどうしたらいいか」など、自分なりの調査結果や意見を述べました。●3回目:8月3日(月)龍ケ崎市役所結団式(市長、副市長、教育長表敬訪問)>>派遣8月5日~7日●被爆体験者講話、原爆の子の像に折り鶴献納(8月5日)●平和記念式典参列、広島平和記念資料館見学、原爆ドーム見学、大和ミュージアム見学、とうろう流し参加(8月6日)●厳島神社見学(8月7日)被爆体験者の方に、被爆直後の凄惨な状況や被爆者の様子を、身振り手振りを加えながら詳しく話していただきました。「今日聞いた話を周りの友達や先輩・後輩に皆さんが語り継いでいってください」という言葉を、皆、心に深く刻み、決意を新たにしました。原爆の子の像に、折り鶴を捧げました。中学校の全生徒と、「サダコと折り鶴ポスター展」の来場者で折った鶴を、それぞれ広島へ持っていきました。>>参加した生徒の感想?原爆は自分が住んでいる所で起きたものではないので身近には感じられなかったが、広島に行ってみて、本当は自分たちにもすごく関係のあることだと分かった。?被爆体験者の話を聞いて、考え方が変わった。戦争はいけないことなんだと強く感じた。?平和の大切さや命の尊さについて深く考えることができた。この体験を家族や友達にも伝えていきたい。>>派遣後の展開今後、派遣された中学生たちは、自分の学校において校内平和の集いを開催し、体験したことや各自のテーマに沿った研究結果や感想、不戦・平和へのメッセージを、全校生徒へ向けて発信します。また派遣団の代表者が、10月3日に開催された龍ケ崎市戦没者追悼式において、市民の皆さんへ向けて報告をしました。平成27年10月前半号-2-