ブックタイトル茨城県立医療大学/学校案内2016
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茨城県立医療大学/学校案内2016
地域貢献研究センター地域住民のQOL向上に直接つながる地域貢献を推進本センターは,本学の教育・研究活動により蓄積された知的資源を地域に還元することを目的として,平成17年に設置されました。住民・行政・医療機関等と連携しつつ,地域における保健医療福祉に関する問題解決に貢献するべく活動を積極的に展開しています。21年度には今後の地域貢献活動行動計画の基本となる,「地域貢献アクションプログラム」を策定し,とりわけ保健医療に係る多彩な人的資源及び付属病院をもつ本学の特色を活かして,地域社会との日常的,組織的な連携を図りつつ,地域住民のQOL向上に直接つながる地域貢献を推進することとしました。また,19年度に地元阿見町,20年度に東京医科大学茨城医療センター,23年度に筑波大学,そして24年度に茨城大学農学部と連携協定を締結し,本学の地域貢献活動の基盤を強固なものとしています。公開講座本学では,開学以来の大学の集積を地域に還元するため,公開講座を開催しています。県の生涯学習センターと連携し,県民大学に講座を設けた一般県民向け講座(平成26年度県民大学「身近な健康・医療」10講座)のほか,医療専門職向けに実技・演習を取り入れ,22年度から開設した一般医療教育「けあ・きゅあ体験講座」(26年度4講座),更には小学生親子を対象とした「夏休み親子科学教室」(26年度2講座)の開催など,県民の皆さんの受講機会の拡大にも努めています。2 7年度も「けあ・きゅあ体験講座」(4講座),「夏休み親子科学教室」(2講座)を予定しています。看護師養成所専任教員養成講習会平成25年度4月より,看護師養成所等の専任教員をめざす方を対象に看護教育実践を創造できる能力を養うため,約1年間の課程で専任教員養成講習会を開催しています。看護師基礎教育課程を履修後に看護師として5年以上の臨床経験を持つ受講生が,教育原理や教育評価等の教育分野,看護教育方法論や専門領域別看護論等の専門分野を学んでいます。また,県内の各看護師養成所にて看護教育実習を実施し,知識と実践の統合を図っています。講習会修了後は,看護師養成所の専任教員や臨床現場の教育担当者として専門職の人材育成に寄与しています。認定看護師教育課程「摂食嚥下障害看護」本教育課程は,近年の高齢社会の進展等で需要が高まっている摂食嚥下障害看護分野において専門的で高度なケアが提供できる認定看護師を養成するため,平成19年10月に開設されました。本教育課程で6ヵ月間の専門教育を修了した受講生は,当該分野での専門性を活かして各医療機関で活躍しています。※認定看護制度とは:特定の看護分野について熟練した看護技術と知識を持った看護師を認定するもの。公益社団法人日本看護協会が実施する認定審査に合格した者が認定される。摂食嚥下障害看護分野を含め2 1の分野(2 0 1 5年4月現在)が特定されている。53 ? Ibaraki Prefectural University of Health Sciences