ブックタイトル茨城県立医療大学／学校案内2016

概要

茨城県立医療大学／学校案内2016

［情報処理演習］１年次の必修科目「情報処理演習」では医療の情報化に適切に対応できる情報リテラシーの修得を目指します。［実用英語］医療現場や実生活で活用できる生きた英語を学ぶために，英語母語話者による授業や，英語の動画や音声を取り入れた授業が展開されています。人間科学センターは，本学における基礎科目分野を担っています。基礎科目は，将来学生が医療専門職として活躍するために必要な基礎教育であり，また大学を卒業した社会人としての教養・人格を身につけるために大事な基礎的学問でもあります。この基礎科目に入るのは，生物や化学などの基礎科学，心理学や社会学等の人文諸科学，哲学・宗教などの思想領域，英語をはじめとする語学，また情報・統計の知識から体育基礎理論に至るまでの幅広い学問分野です。医療系の学問のための自然科学・応用科学の知識を身につけ，多様な人間や社会とコミュニケーションをとる力を得るため，学生はまずここから大学生として学び始めます。学生それぞれが医療専門職として訓練を受ける前段階，大学人としての基礎を身につける授業を人間科学センターは提供しています。［社会学］時に人々の思考や行動を固定し，社会的現実を隠蔽する「神話」と化した「常識」を取りあげ，その妥当性を批判的かつ自省的に検討します。人間性豊かな教養ある医療人の育成をめざして人間科学センター長大西健医療に携わる仕事では，患者や医療スタッフとのコミュニケーションがとても重要になります。そのため，人を深く理解することが不可欠です。人間とはどんな生き物なのでしょうか？人間は高度に発達した社会を形成し，文化・文明を残しています。また，知的好奇心が強く，様々な分野で科学を発展させてきました。このような活動を理解するため，人間科学センターでは，自然科学，社会科学，人文科学，語学，保健体育学などにあたる多様な科目を開講しています。これらを多角的に勉強することで，人間とは何かの理解に繋がることでしょう。人間性豊かな教養ある医療人となるように，共に楽しく学びましょう。University Guide 2016 ?40