ブックタイトル茨城県立医療大学/学校案内2016

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概要

茨城県立医療大学/学校案内2016

カリキュラム放射線医療の進歩に対応できる基礎と応用力を養う放射線技術科学科の教育カキュラムは順序立てて体系的に学べるようになっています。1年次では,放射線技術の専門科目を理解するための基盤として,人体構造や病気の成り立ちなど医療の基礎を学ぶとともに,放射線の性質や放射線の人体への影響など放射線の基礎も学びます。また,後期に実施する早期臨床見学では医療の現場を理解します。2年次から学ぶ専門科目では,画像検査技術と放射線治療などの分野を体系的に学びます。また,放射線の測定法や画像処理法,画像評価の方法を修得します。さらに,放射線を安全に取り扱うための知識を学修します。3年次後期には,付属病院や県内・近県の病院での実習を行い,実践的な技術と医療社会における人々への接し方を学びます。4年次では,専門知識を有機的・総合的に関連づけて学びます。放射線技術科学研究やコロキュウム(論文講読と討議)を通じて問題の提起と解決能力を身につけます。基礎科目専門基礎科目・専門科目1年次前期後期(1)基礎科学コース(2)コミュニケーションコース(3)人間形成コース(1)医療の基礎コース(2)基礎理工学コース(3)画像診断技術コース(4)核医学検査技術学コース(6)放射線治療コース(8)総合応用コース(9)IPEコース・チームワーク入門実習1 X線検査技術学実習X線検査技術学で学んだ各種の検査法について,より理解を深めるため実際の検査装置を用いた実習科目です。人体ファントムを用いた撮影のほか,学生同士で行うポジショニング練習により,実践的なX線撮影技術を修得します。2磁気共鳴診断画像技術学MRI検査法は急速な技術の発展を遂げています。病気の診断に有用なMRI画像を安全に撮影するための基礎知識を修得することは,今後臨床現場で必要とされる高度技術の理解を深めるのに役立ちます。1 X線検査技術学実習2磁気共鳴診断画像技術学3超音波検査技術学実習超音波検査技術学等で学修した知識をまとめ,装置を実際に使用することにより検査手技と画像評価,超音波特性の理解を図ります。ファントム等の画像から,超音波画像特有のアーチファクトや臨床現場での検査方法についての理解を深めます。4放射線安全管理学実験放射線をより安全に扱うために基本的な放射線の管理計測技術と,放射線安全管理実務やシステムの立案・設計に必要な技術を修得します。5診療画像機器学診断用X線が使用される各種撮影装置や画像処理装置の動作原理及び物理的特性について学修します。画像診断に必要な基礎知識を修得します。6コロキュウム放射線及び医療に関する基礎的・臨床的・先端的な研究についての国内外の文献を各担当教員及び学生が紹介,発表することにより個々の研究意識を高めます。また,各専門分野の教員と少人数の学生グループで構成されており,活発な討論や意見交換を行うことにより問題解決能力の向上が期待できます。7救急画像検査技術学救急医療におけるX線撮影法について学修します。標準的な撮影法が適用できない交通事故や転落事故など様々な場面で,どのような方針で撮影すれば診断価値の高い画像が得られるのか,適切な判断力を身につけます。35? Ibaraki Prefectural University of Health Sciences