ブックタイトル広報いたこ 2015年9月号 Vol.174
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広報いたこ 2015年9月号 Vol.174
現在、潮来市で輝いている「ひと」にクローズアップまち・ひと・しごとシリーズ第4弾図書館司書(潮来市立図書館STAFF)旧牛堀第二小学校をリノベーションし,生まれ変わった潮来市立図書館は,2006年オープンして丸9年!今では,登録者数が18,473人となった。(2015.7月末現在)もちろん図書館とは,「本や新聞が無料で読めるところ」ではあるが,潮来市の図書館はちょっと他とは違った魅力がある。入ってみると,季節を感じさせてくれる手作りの工作がある。たとえば雨の多い季節には折り紙のカエルに葉っぱの傘を持たせている工作がそっと置いてあったりする。ある時は,本棚のそばにレモンが置いてあった。そばにある本の題名は「檸檬」。そのレモンは,市民から「庭先で採れたレモンです」と頂いたそう。「せっかく頂いたんだから,レモンにちなんだ本を前に出そう」というスタッフたちの声で,料理のジャンルから小説まで,レモンに関する本を集めディスプレイしたという。図書館でのイベントも毎回センスがいい。スタッフ自ら企画提案し,皆で知恵を出し合い,最終的には館長が決定するという流れで開催。最近行われたイベントでは,「ローズウィンドウ」。内容は,本のしおり作りの体験スクール。「本を好きになってほしい。たくさん手にしてほしい」というスタッフたちの願いが,やさしく,わたちしたちに伝わってくるのだ。潮来市立図書館に多くの人を呼び込むためのキーパーソンとも言えるのは,ポスターのデザインスタッフ。毎回,お洒落で斬新,かわいらしく,伝わりやすいデザインを担当するスタッフは,まさに縁の下の力持ち。最終決定された企画にイメージをし,ポスターやチラシを作成するので,責任も重いはずだが,スタッフは楽しんで作っている様子がうかがえた。「分野別に奮闘して,チームで仕事をする。このチームワークの良さはピカイチ。」と船見館長も自慢のスタッフ。本来,図書館司書は本のことだけが仕事と思っていたが,それは違う…。心遣いや気遣い,癒しの空間づくりまでも取り入れ,わたしたちをやさしく迎えてくれている。そんな最高の図書館司書スタッフがいることは,潮来市の魅力のひとつだと感じている。図書館スタッフは皆恥ずかしがり屋さん。なので,ポスターのデザインのみの出演です。(笑)お問合せ潮来市まち・ひと・しごと創生担当:総務部秘書政策課63-1111内線2117広報いたこ20159月号Vol.174