ブックタイトル広報いたこ 2015年9月号 Vol.174
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広報いたこ 2015年9月号 Vol.174
都市計画税の廃止に向けた一歩平成27年第3回潮来市定例議会市長あいさつ(抜粋)さて、私は、今定例会は歴史的な議会になると重大な決意で臨んでおります。それは、58年前に始まった都市計画税を廃止する議案を上程しているためです。都市計画税につきましては、財源の議論や公平性の議論さまざまあることは承知しております。さらに、公約は、4年間で実施すれば良いのではとの意見や段階的な削減など、さまざまな意見をいただきました。かつて右肩上がりの時代では、国策に沿った政策を推進する力が重要でした。しかし、人口減少に伴い真の地域間競争の時代に変わっています。私は、財源など課題の部分よりも定住促進などの効果に期待を込め、先人の57年間の実績に敬意を表しながら、今後50年間潮来市が、ふるさと潮来と呼び続けられるような、長い視点で政治判断致しました。この判断を、この時期に提案しますのは、平成28年度の復興元年に合わせ、定住促進などの効果的な広報を図ることのできる時期であること、さらに市民の立場になれば、公約の遂行は1期の中でしかも、早く提案することが、真の市民の立場に立った政治判断であると思います。また、来年度予算の編成時期を迎える段階にあり、来年度予算を作成するにも、今議会で都市計画税廃止の議決をいただけなければ、予算編成に混乱が生じてしまいます。都市計画税の廃止について、議員の皆さまにおかれましては、潮来市民の立場に立って、減税するのか、しないのかをこの議会で判断していただきたいと考えております。なお、今議会で結論が出ない場合には、平成28年度からの都市計画税の廃止は大変難しい状況になります。この政治判断は多くの市民の負託による時代の要請であるとの強い意志により提案させていただきました。議員各位におかれましては、何卒長期的な視点で、慎重なる審議のもと今議会で議決を賜りますよう、お願い致します。~潮来市都市計画税条例廃止の議案提出~9月1日(火)~17日(木)まで、潮来市議会9月定例会が開催されております。今回の議会で、都市計画税条例廃止の議案を上程したことにより、廃止に向けた手続きの新たな一歩を踏み出しました。市民の皆さまから信任を受けた「都市計画税廃止」を実施するためには、まずは、今回の議会において議員の方々の理解を得なければなりません。本来、市民の皆さまの立場からすれば、今年度「都市計画税廃止」を実施すべきところではありましたが、潮来市の財政運営に対しての影響がどれほどのものか、また、廃止した場合の代替財源など改めて精査してまいりました。その結果、総合的な財源の確保により、来年度当初に都市計画税廃止を実施する議案上程に至りました。財源確保・定住促進策の推進・税収率向上策の展開・企業誘致の推進・市長給与削減・ふるさと納税寄付金の促進・市有地貸付による賃貸料収入の増加・固定資産税優遇措置終了にともなう固定資産税の増収・水郷潮来ソーラー等、償却資産税の増収・軽自動車税引き上げによる増収都市計画税廃止広報いたこ20159月号Vol.1742