ブックタイトル広報しもつま 2015年9月号 vol.713
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広報しもつま 2015年9月号 vol.713
下妻の梨の応援団「下妻の梨PRサポーター」の活躍と期待下妻の梨を支える若いチカラ筑波大学公認農業サークル「のうりんむら」は、「学校では教えてくれない『農業』を学ぼう」と、農業に関して自らテーマを設け、学習しています。実体験を重視して活動する同サークルの学生は約80人。地元農家から借りた畑で野菜作りを中心に、有機栽培農家や畜産農家の作業にも参加しています。5年前から「下妻の梨PRサポーター」として下妻の梨PRプロジェクトのさまざまな活動をサポートしています。摘果、収穫作業を体験選果場では出荷をサポート「のうりんむら」の学生たちは、5月によい果実を得るため、余分な果実をつみ取る摘果作業にはじまり、出荷の最盛期を迎える8月には収穫作業を体験。選果場でも荷運びや箱詰めなどを担当し、出荷をサポートしています。「のうりんむら」代表の岩井一馬さんは「自分たちで育てたものを、おいしく食べるという活動の中で、作物の成長過程を見れることが勉強になる」と話していました。ツアー客や外国の食品バイヤーの受け入れをサポート市内大木の下妻第一梨選果場に隣接する梨農園に8月22日、民間の観光バスツアーで県内外から19人が訪れ、収穫を体験しました。梨生産者のほか、「のうりんむら」からは学生4人が参加。観光客に食べごろになった梨の見分け方や収穫の仕方などを伝えました。収穫した梨は食べ放題のため、学生が専用の皮むき器を使って手際よく準備し、切り分けた梨を提供する姿も見られました。同日、日本貿易振興機構(ジェトロ)が主催する現地視察で、アメリカとブラジルの食品バイヤーなど関係者5名が同梨農園を訪れました。稲葉市長がトップセールスする中で、学生たちも農園内で試食の準備などを行いました。ショッピングセンターでのPRイベントをサポート同プロジェクトチームは8月22日、23日の両日、市内堀篭のイオン下妻店で、「下妻甘熟梨」のPRイベントを行いました。「下妻甘熟梨」はマレーシアに今年、初輸出されるなど、国外や県外での知名度、評判は高まりを見せています。地元の人にもプレミアムな梨を知ってもらおうと、「のうりんむら」の学生は試食を提供したり、PRグッズの子供向けシールを配ったりして、イベントを盛り上げました。下妻市は、県内有数の梨の産地。近年、市内の若手梨生産者で組織する「下妻の梨PRプロジェクトチーム」が、ブランド梨「下妻甘熟梨」の開発や海外へ販売輸出をするなど躍進する中で、5年前の県内大学生や下妻市民からなる下妻の梨の応援団「下妻の梨PRサポーター」の活動をきっかけに、筑波大学公認農業サークル「のうりんむら」との連携を続けています。収穫や選果などの農作業をはじめ、PRイベントなどのサポートを依頼しており、学生と一体となって産地振興とPRに努めています。学生と連携して産地振興とPRを強化2広報しもつま2015.9下妻第一梨選果場での出荷作業をサポート。トラックからの荷下ろしや梨の箱詰め、規格外の梨の袋詰めなどを行います?バスツアー受け入れのサポート役として、観光客に食べごろになった梨の見分け方や収穫の仕方などを伝える学生特集1