ブックタイトル広報つくばみらい 2015年9月号 No.113

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概要

広報つくばみらい 2015年9月号 No.113

長く住み続けたいまちづくりについて【質問】僕はこの市に住んで、他の市にはない良いところや、もっと改善しなければならないところに気付きました。良いところは、緑が多く、のどかな場所が多いところだと思います。ところが、道路については多くの課題があると思います。交通が安全で便利になれば、これまで以上に、市に新しい工場や商業施設も作れるようになると思います。できれば地元で働きたいです。近くで買い物を済ませたいです。市内に、働くところや買い物するところが多くなれば、さらに住みやすくなります。いつか自分が年老いたとき、お年寄りにも優しい市であることを希望しています。自分も、そして次の世代にも、長く住み続けてほしい市になるように、市としてどのような方向性をもっていますか。【市長答弁】私は「長く住み続けたいまちづくり」を進めていくにあたり、「まちが発展していくこと」が大きなポイントであると考えています。そして私も「市内に働くところや買い物するところが多くなれば、さらに住みやすくなる」と考えています。これを実現するためには、その基盤となる「道路整備」が不可欠です。まず、「広域道路網につながる道路整備事業」として、みらい平から国道354号線を結ぶ「都市計画道路東楢戸・台線」などの幹線道路の整備を進めるとともに、常磐自動車道の谷田部ICと谷和原ICの間に、ETC専用の「スマートIC」を設けることについての検討などを行っています。次に、「地域経済の発展と雇用促進に向けた事業」として、「福岡地区工業用地整備事業」を進めています。この事業は、市の北部、福岡地区において、市が主導的な役割を果たしながら、民間企業と地権者のご協力をいただき、約32ヘクタールの工業用地の整備を行うものです。これらの事業を計画的に進め、人や物の流れを活発化させることで、幹線道路沿いに工場や物流施設などが進出したり、新たな商業施設が開業し、「市内に働くところや買い物するところが多くなる」と考えています。高齢者サービスの強化について【質問】最近、高齢者でも自動車の運転をされる方が多く見られますが、危険な運転も多いように思います。中には、買い物に行かなくてはいけないなどの理由で、無理して運転する高齢者の方もいるのではないでしょうか。そこで、現在ある高齢者のための各種サービスをもっと強化して利用を増やせばと思います。例えば、本市で行われている「まごころ弁当」は週2回の夕食の配達をせめて週3回に。「買い物支援ぶらり旅」は年9回などと回数を制限せず、何度でも利用できるようにすればいいと思います。また、日々消費する食品などは、買いたいもののリストを受け取り、代理で購入して商品を代金と引き換えに渡すというサービスなども新たにつくってみるのもよいと思います。このように、高齢者の方へのサービスを充実させることで、高齢者の方の運転を減らし、交通事故などのリスクを軽減させることができるのではないでしょうか。【市長答弁】平成26年中に茨城県内で発生した交通事故のうち、65歳以上の運転者による交通事故は全体の約18ハ?ーセントを占めています。歳を重ねていくと、どうしても身体機能が衰えるため、警察署では高齢者の運転免許の自主返納も勧めています。市としても、高齢者の運転免許証の自主返納に対する支援策を検討していきたいと考えています。ただし、身体機能については、個人差もあり、高齢者の運転すべてが危険ということではありません。適切な検査を受け、異常が無い場合は交通安全に十分注意して運転していただければと思います。次に「まごころ弁当」は、65歳以上の高齢者世帯に週2回お弁当をお届けすることで、栄養のバランスのとれた食生活に努め、地域のふれあいを図ることを目的にしています。また、「買い物支援ぶらり旅」は、社会福祉協議会が実施しているもので、交通手段がない75歳以上の高齢者世帯の方を対象に、大型スーパーなどへの送迎を無料で支援するものです。今年度から年9回に回数を増やしたところです。赤谷議員ご提案の買いたい物のリストを受け取り、代理で購入するというサービスは、市で行っている有料在宅福祉サービスの内容に該当します。60歳以上の方を対象に、調理・洗濯・買い物などの家事援助や生活支援を行うものです。さらに、コンビニエンスストアの一部は、お食事・商品お届けサービスを行っています。これらの制度やサービスを活用すれば、外出しなくとも商品を購入できます。しかし、いつまでも元気に過ごすためには、外出して身体を動かすこと、人と接したりする伊奈中学校3年伊奈中学校3年鈴すずきすずき木皐さつきさつき月議員議員小絹中学校3年小絹中学校3年赤あかたにあかたに谷胡くるみくるみ桃議員議員6広報つくばみらい9月号(No.113)