ブックタイトル広報あみ 2015年9月号 No.654
- ページ
- 23/28
このページは 広報あみ 2015年9月号 No.654 の電子ブックに掲載されている23ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 広報あみ 2015年9月号 No.654 の電子ブックに掲載されている23ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
広報あみ 2015年9月号 No.654
よかれんへいわきねんかんだより予科練平和記念館だより予科練平和記念館ホームページhttp://www.yokaren-heiwa.jp/予科練平和記念館?891ー3344開館時間:月曜日を除く午前9時~午後5時映画『サクラ花~桜花最後の特攻~』撮影セットの一部を展示予科練平和記念館で撮影協力をしました、映画『サクラ花~桜花最後の特攻~』で使用された『一式陸攻』の操縦席のセットや衣装の展示を行っています。タイトルにもなっている『桜花(おうか)』とは、機首に爆弾を搭載し人間が操縦する小型の航空機で、母機に搭載して目標附近で切り離し、目標に体当たりする特攻兵器です。人間爆弾『桜花(おうか)』戦死者55人のうち、38人が予科練出身者でした。県内には『桜花(おうか)』の訓練をしていた神ノ池海軍航空隊もあり、今回の映画をきっかけに、深く歴史を知る機会としていたければ幸いです。▼期日:11月1日(日)まで※月曜日休館。月曜日が祝日の場合は、翌火曜日が休館となります▼時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)▼場所:予科練平和記念館20世紀ホ-ル▲撮影セット前で天田町長と映画関係者が集合▼観覧料:無料文集『(仮称)戦後70周年に思う事』の原稿を募集予科練平和記念館では、戦後70周年にあたり、町民の皆さまからの原稿を募集しています。戦争を回顧し、平和への願いを綴った原稿を募り、文集として編さんして後世に残すものです。「戦争体験者」「陸海軍関係者」「ご遺族」など、町民の皆さまからのご投稿をお待ちしております。お預かりした原稿は、平成28年3月に編集製本します。▼原稿枚数:400字詰め原稿用紙4~10枚程度(増減可)。写真添付可▼提出期間:10月31日(土)まで▼提出方法:郵送または直接窓口に提出▼その他:詳細は下記にお問い合わせください▼問合せ:予科練平和記念館?891ー3344(月曜日を除く午前9時~午後5時)◎学芸員のつぶやき海軍の航空機の名前には命名規則があることは、皆さまご存じでしょうか。大正10年~昭和4年までは、機体が完成・採用した元号の年数を「○○式戦闘機」のように頭につけるやり方。昭和4年~昭和18年までは、同じく機体が完成・採用した皇紀の下2桁を「○○式」と頭につけるやり方(「零戦」こと「零式艦上戦闘機」はこれです)。そして昭和18年から終戦までは、機種ごとに漢字で自然現象を名付けられました。例えば戦闘機は「雷電」や「紫電」など気象名。爆撃機は「彗星」「銀河」など星に関する名前になります。では、映画『サクラ花~桜花最後の特攻~』の主題となった、特攻兵器「桜花(おうか)」の名前はどうでしょうか。通常、花や草木の名前を使用した機種は「紅葉」「白菊」などの練習機になっています。どうやら特攻専用機という特殊滑空機「桜花(おうか)」は、命名も少しだけ特殊であったようです。▲『桜花(おうか)』の写真23人と自然が織りなす,輝くまち