ブックタイトル広報あみ 2015年9月号 No.654

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概要

広報あみ 2015年9月号 No.654

広報あみ9月号通常版2015.8.28 18みんせいいいん・じどういいん18民生委員児童委員協議会会長伊藤清悦私たち町の民生委員・児童委員および主任児童委員77人が活動するうえで重要な書類のひとつに福祉票があります。この福祉票は11に区分され、その項目に基づいて私たちは日々活動しています。77人で組織しています阿見町民生委員・児童委員協議会の年間行事として、5月にはすべての委員の「福祉票」の確認・集計が行われます。今年の福祉票の合計件数は1764件で、昨年とほぼ同数ですが、「ひとりぐらし高齢者福祉票」が581件と全体の3分の1となり、昨年より31件増えています。これを見ましても、町の高齢化が進み、ひとりぐらし高齢者が毎年増加していることがわかります。しかし、この福祉票は個人情報ということで、母子・父子世帯や、障がい者の人で民生委員に連絡のない人もあり、1764件が町のすべての福祉票にはなっていません。民生委員のなかで、1人で55件の福祉票を持って活動している委員を筆頭に、40件以上が5人、30件以上が15人と、各地域で多くの対象者の皆さんと関わって活動していることが読み取れます。民生委員児童委員信条に「わたくしたちは、常に地域社会の実情を把握することに努めます。」とあり、これからも対象者の皆さんが、地域で安心して生活できるよう、関係機関と連携し、地域の皆さんと協働して務めてまいります。今後も皆さまのご協力をよろしくお願い致します。?全体定例会の様子民生委員児童委員協議会だより民生委員のマーク副会長(阿見中地区担当)野呂薫昭和39年6月に発生した新潟地震から50年が過ぎ、人々の記憶が薄れ始め、以後、雲仙普賢岳の火砕流、阪神淡路大震災、また東日本大震災と大きな災害が続くなか、最近では、御嶽山噴火や口永良部島新岳の噴火では全島避難が余儀なくされ島民には不便な生活が続いており、早く元の生活に戻りたいと願うことは誰しも同じではないかと思われ、特に高齢者にとっては住み慣れた土地で安心して暮らせる生活支援が最も優先されるのではないかと考えます。「天災は忘れた頃にやってくる」という警句は、もはや「天災は忘れぬうちにやってくる」といった状況であり、毎年どこかで台風・豪雨・豪雪をはじめ地震・土砂崩れ・火災噴火とそれぞれに規模が大きくなっております。幸いにも町では大きな自然災害には見舞われてはおりませんが「油断大敵」今一度、生活環境を見直し災害時に備え、危険箇所・避難経路等の確認が必要ではないでしょうか。私たち民生委員・児童委員は、地域の皆さんや自主防災等の委員と一体となり生活弱者の把握に努め、関係機関に対するつなぎ役として活動を進めていかなくてはと考えております。地域での生活はさまざまな人々や多くの社会サービスで成り立っており、幅広い関係者の協力が必要です。地域福祉の目標は地域において助け合える仕組みづくりが大切ではないかと思います。これからも一人ひとりに寄り添いながら、それぞれに抱える課題に即した活動を続けていければと思っております。?阿見中地区定例会の様子