ブックタイトル広報さくらがわ 2015年8月1日号 No.237

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広報さくらがわ 2015年8月1日号 No.237

俳句【大和俳句会】高齢に負けぬ句会や夏来たる田中はつい生きて行く波は瀾らん万丈夏の空鈴木登美子青田道片隅に建つ馬頭尊岩渕のぶ子かなかなや明日の米研ぐ二人分安達幸子遠筑波見わたすかぎり青田かな代田とし短歌【花の室木崎集】面影はもとほりにつつ一年ののち窓辺より聖歌あふるる塚田沙玲きっぱりとわが人生に悔なしと言えず終るはこの世の未練石浜今日子ティタイム最中一つを分けあって時間に溶ける笑顔も添えて大久保まさ子想い出はいずれも刻の止どまりて逝きたる君の面影は若し高昌ドラの音は筑波の峰にこだまして幽玄の世にわれを誘いざなふ塩谷明子杉山に朝陽差し込み白き穂のさらしなしょうまの花のゆれ見ゆ鈴木とみ夕食後電話のメロディー流れきて姉との会話に元気湧きくる塚本幸子落ちそうなほっぺと笑みで我を追いほっこりさせる五ヶ月の児西岡和子秀才もガキ大将も語り草八十年の余白にとどむ野村幸男好物のつぶあん最中届きたる喜ぶ夫はまず仏壇に山田洋子色あせしアルバムの中に祖父母いてうちわとかやと遠き夕ぐれ奥田豊子くもの巣の蝉は羽ばたき鳴きしきる竹竿そっと近づけてみる間々田久子魂のつどう星空それぞれの残した家族にひかりを灯す田村敦子雨けぶる雨引の山登山道迎うるあじさい露うけ笑顔田村ひろみ【岩瀬萩歌会】ブルーベリー熟れしと友の持ち来たり刻かけしジャムのガーネットの彩大関節子新しき年に光をささやかな夢つなぎゆく幸をこの目に安達悦子梅雨空にアジサイの花満ちて青蛙を乗せて静かに揺れいる安達すみ子誕生の祝に受けし桜の鉢庭に植替へ来春を祈る角田玉枝脚病みていやす術なき米寿の吾に伴侶となるはマイ・シルバーカー坪井ゆき子五月風吹く中鯉の立ちのぼり我が子の時を思ひ出だしぬ長谷川玲子水色にそぼふる雨に咲いてゐた校舎の裏のあぢさゐの花石川喜代【一般投稿】古寺の庭を彩る紫陽花は七色変化にいろかたゞよう鈴木省一俚謡【さくら俚謡会】姿見えねどひねもす日柄誰を呼ぶのかホトトギスみなの川遊歩道清掃八十路の仲間山の向こうに虹かかる岩瀬絵都女趣味で咲かせた草花手向け祖先和ます迎え盆つく志輝美ぽつり話が途切れた傘に雨は別れの音で降るいなばない御嶽残雪情けに溶けて待つは新盆家族愛田哲人【お詫びと訂正】本紙前号(№235)の中に誤りがありました。お詫びして、訂正(赤線箇所)いたします。【桜川市岩瀬「萩」俳句会】風光る炭酸水の泡ひとつ渡部千恵子【岩瀬短歌会】日ひゅうが向(宮崎県)より我が児尋ねて桜川岸辺の老婆の唄ぞ悲しき(謡曲桜川)泉三郎15さくらがわ2015.8.1