ブックタイトル広報いしおか 2015年8月1日号 No.236
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広報いしおか 2015年8月1日号 No.236
旭台井上ミチ子饒舌に過ぎたる後の悔深く梅雨のしとどに打たれて歩む東光台内田千代子ふもとより峰一つなる筑波嶺を早苗田に映す八郷絶石景岡外川なをみふわふわと風のまにまに飛んでゆく蒲公英のわた毛いずくに芽ぐむ貝地前島くに子姑ははの認知に気遣いながら梅雨の晴れ間の布団干し東石岡惣野代英子梅雨の晴間に洗濯物が竿に躍おどるは子沢山国府坂下蜻蛉田んぼ一面鏡になって鳥がついばむ雲の端国府島田雪うさぎ老いた父母には任せておけぬ家族揃って新茶摘み府中小川野蛙屋根に打つ音リズムが変わり夜明け梅雨明け夏が来る柿岡野口由紀子雨に打たれて色冴え冴えと背伸びしている花菖蒲下林白井冨喜江愛の絆に卆寿を迎え和む夫婦で飲む新茶府中稲田すみ森の奥には小さな滝があって若葉の中を行く若松城下稔もつれても縁は大事に更衣石岡前川豊美魚の目を二つ抉りて梅雨に入る東光台野村洋子親の背をいつも見ている雀の子東光台森まさえ虎の威を借りし心地やサングラス総社山口美津子すぐに子と解る開け閉て竹落葉俳句文化協会だより市民ずいひつ府中山口文子蒼く澄む花貫ダムの水底にかつての村の生たつ活きを偲ぶ東石岡長谷部ミイ白百合の一輪机にすがすがし長病む姉の手をそつと撫づ短歌いしおか俳句同好会やさと俳句会片岡馬場小雪新しき郵便受や風薫る柿岡野村京子梅雨の雲時に押上げ峰し瓦谷谷嶋楽昇廃校をよみがへらせし夏座敷石岡短歌同好会八郷短歌会山崎西口はま子雑草とあらば詮無し庭隅の白き花咲く十薬を抜月く岡菱沼む免子朝あさかげ光の清しき畑のズッキーニ雌花にそっと花粉をつける片野小野瀬もと山法師の花白々と夕闇をあかるく灯し庭は暮れ行く俚謡投稿作品石岡俚謡会北根本大塚豊子卯の花や二匹の蝶のたわむれて大塚松岡元義色変はる紫陽花の術生くる術山崎荒井幸子植へ込みし野菜に優し雨音の夜半に響きて胸なで下ろす柴内飯嶋よう初夏日和小鳥のさえずり聞きながら布団を干して庭散歩●石岡三曲協会三曲合奏温習会(箏・三味線・尺八の合奏)日時8月1日(土)午前9時30分から場所若松町公民館※会員の日ごろの成果を発表します。気軽にお出でください。■問い合わせ川村?22・2597●石岡市八郷硯友会第26回石岡市八郷硯友会書展(市内各会派の合同の書道展。学生の作品も約200点展示)日時8月18日(火)?23日(日)午前9時?午後5時※8月18日は午後1時から、23日は午後3時まで。場所中央公民館■問い合わせ助川?42・3039文芸いしおか市民の皆さんからの作品(俳句・短歌・俚謡・市民ずいひつ)を募集します。投稿をお待ちしています。◆送付先〒315─8640石岡市石岡一丁目1番地1石岡市役所市長公室秘書広聴課「文芸いしおかコーナー」係まで「郷土愛でしょ」に皆同感。アカデミーの皆さんに感謝です。27広報いしおか8月1日号№236再発見・いしおかおに沢知子梅雨さ中、立ち読み記憶も懐かしい旧書店で「表紙絵」を鑑賞。市の魅力紹介の額入り原画はひと際美しく新鮮に見えた。市報で由緒を知り立ち寄ってみた街角の社など、今まで通り過ごしていたお宝の発見もある。富田の北向は馴じみだが、八郷にも北向が…と眺めていると絵を描かれた岩田先生が「小野越の北向観音堂」について小町伝説を加えながら取材エピソードなど披露してくださった。「富田のささら」に比べカラフルな「荒宿のささら」は雄雌の恋の葛藤が見ものとか。祭礼に舞い争うささらを想像する。観音堂への道を地図で探していると、女性スタッフが番号旗で確かめ「近くに美味しいそば屋さんが」と『そば街道』のパンフレットもくださった。市内なのに知らない道が殆んどだ。「まちかど」でも特産果物など自然の恵みを絵で満喫。帰りがけの血圧測定は無論安定値。「石岡ってな?んにも無い」と嘆くだけの私だったが、改めて「豊かな石岡」を誇りに思った。掲載継続のエネルギーは?