ブックタイトル広報あみ 2015年8月号 No.653

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広報あみ 2015年8月号 No.653

21ホームページhttp://www.town.ami.lg. jp/ Eメールami@town.ami.lg.jp〈広告欄〉レーション等も行いました。米国のスーペリア市は2回の訪問で、平成10年には、日本の文化紹介をテーマに、市の図書館を会場として、各層の市民の方々に、日本の生け花の実技体験をして頂きました。2回目の平成15年には、スーペリア市からの要望で、湖に流れ着れついた流木を使って、華道の作品にして欲しいとのことでした。悩んだ末、新しく作られたという市のロゴマークをイメージした作品をと考え、同行した人のお手伝いを頂きながら、ほぼ1日がかりで流木を組み立てた作品を作り、その脇役として、白百合等の生花を挿し入れて大作のオブジェを完成させました。結果、多くの人に喜んで頂けたことと、さまざまな体験と交流ができたことは、とても懐かしく忘れられない想い出となっています。これからも両国との有意義な国際交流が続くことを願っております。これからの阿見町が益々進歩するためにも、女性の社会進出を期待しております。そして女性としての意見や要望を行政や政治に反映させて頂き、安心して子育てのできる町、犯罪や非行のない明るい町、誰もが安心して住める町として、阿見町が益々発展していくことを祈念しております。四季折々の自然の美しさを感じながら、今年も梅雨の季節となり、雨の中の紫陽花が心を明るくしてくれます。阿見町が町村合併から60年とのことですが、私が阿見町の住民となった時には、合併してから5年が過ぎていました。当時の地名は「学校区」でしたが、住宅は少なく畑地と空地が多く、静かな環境でした。交通手段も当然自家用車はほとんどなく、自転車やバイク、またはバスを利用する人がほとんどでした。道路も整備されておらず、阿見小学校の裏も割栗石を砕いて敷き詰めたでこぼこの道路でした。テレビや洗濯機等の電化製品が各家庭に徐々に普及した頃と思います。現在では、住宅や大型の賃貸住宅が建ち並び、各家庭には数台の自家用車があり、ほとんどの人が携帯電話を持つようになるなど、日常生活も夢のように変貌してきました。その間、私もさまざまな活動をさせて頂きましたが、特に、保護司について触れさせて頂きます。仕事の内容としては、罪を犯してしまった人や非行のある少年等の更生と生活改善の指導、また、再犯防止活動や対象者の社会復帰と立直りのための支援等に協力する仕事です。いろいろな難問や課題もありましたが、人生として奥深く学ぶことが多くあり、自分としてはとても貴重な経験を致しました。そして、保護司として無事に20年間務めることができ、平成25年5月に法務大臣から表彰を受けまして定年退職となりました。国際交流では、中国の柳州市と米国のスーペリア市に合わせて5回訪問させて頂きました。中国には文化交流使節として3回訪問しました。毎回柳州市第一専修学校の講師として赴き、日本の伝統文化である華道の授業として2日間の実習を行い、3日目は、阿見町から派遣された茶道、書道の指導者と共に、それぞれの文化紹介のイベントとして、学校の講堂やキャンパスを会場としてデモンスト竹之内美知江さん女性の立場から犯罪を犯してしまった人たちの更生に協力する「更生保護女性の会」に約25年間、「保護司」として約20年間、在任されました。退任後も華道の講師として、中国柳州市・米国スーペリア市に赴き、町の国際交流の発展にも貢献されています。町村合併60周年を迎えて町村合併60周年記念特別寄稿中央北竹之内美知江▲オブジェとともにスーペリア市の人達と町村合併60周年記念特別寄稿