ブックタイトル広報 稲敷 2015年7月号 No.124

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概要

広報 稲敷 2015年7月号 No.124

【完成予想図(南面)】現場の状況昨年10月下旬より工事が進んでいる新庁舎建設工事は,免震装置の設置を完了しました。この免震装置により大地震をはじめとする災害時にも庁舎の補修を行うことなく機能維持が可能となり,防災の拠点としての役割を果たします。現在は,鉄骨の建て方を行っており,7月中旬上棟後は各階の床コンクリートの打設や外壁の取付を行っていきます。なお,8月に現場見学会を予定しております。詳しくは今月号の折り込みチラシをご覧ください。【現在の様子】免震装置について当庁舎は免震構造の建物です。庁舎を支える免震装置のご紹介をいたします。当庁舎の免震構造は「すべり支承」「弾性積層ゴム支承」「鉛プラグ入り積層ゴム支承」「オイルダンパー」の4装置によって構成されています。「すべり支承」は地震の際中央の丸い部分がプレートの上を支承が滑り摩擦力によって地震力をやわらげる装置です。「弾性積層ゴム」はゴムが変形することにより揺れを建物に伝えないようにする免震装置です。「鉛プラグ入り積層ゴム支承」は弾性積層ゴムの中心部分に鉛のプラグが入ることで揺れを抑える働きをします。「オイルダンパー」は,建物と基礎(地盤)との間に設置し地震力による揺れを減衰させます。『稲敷市新庁舎建設基本設計書』より広報稲敷平成27年7月号6