ブックタイトル広報 稲敷 2015年7月号 No.124

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概要

広報 稲敷 2015年7月号 No.124

介護保険事業計画って何?■3カ年ごとに策定します。市では、老人福祉法および介護保険法に基づき、「稲敷市高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画」(平成27年度から29年度)を平成27年3月に策定いたしました。本計画は、高齢者をはじめとする誰もがこのまちで健やかに安心して暮らし続けることができるよう、総合的な高齢者福祉の向上を図るためのものです。稲敷市の現状はどうなっているの?■要介護・要支援認定率18%超えに市の総人口は、平成18年には5万人を下回り、年々減少して平成26年10月で44,358人となっています。65歳以上の高齢者人口は、高齢化率が上昇しており、平成26年で29.4%となり、約4人に1人以上が高齢者です。高齢化率に関しては、茨城県および全国とも年々上昇していますが、それよりも市は高い水準で推移しています。市の要介護の認定者数は、平成12年度の介護保険制度開始以来、年々増加しています。65歳以上で認定を受けている人は、平成26年9月末現在で1,937人となり、65歳以上の高齢者に占める認定率は14.8%となりました。平成27年度以降には16%を超え、平成29年度には18.4%となり、約5人に1人が認定を受けると見込まれます。(グラフ1)グラフ1グラフ2■介護給付費が伸びています。介護給付費とは、介護サービスを利用した場合の費用のうち、原則1割の利用者負担を除いた9割相当分のことをいいます。介護給付費は年々増加傾向にあり、認定者の増加に伴い、伸びが高くなる見込みです。(グラフ2)■介護保険料の基準額が、4,200円から4,800円へ65歳以上の方の介護保険料は、平成24年度から26年度については、基準額で月額4,200円でした。しかし、介護給付費の増加や、65歳以上の方の負担割合21%から22%に上がることなどから、介護保険財政を運営するに当たり、保険料の値上げが必要となります。基金の取り崩しなどを行いますが、値上げは避けて通れない状況にあります。平成27年度から29年度の保険料は月額4,800円(約14.3%の増額)となります。一人ひとりの介護保険料算出方法は、自分の所得と世帯員の方の住民税が課税か非課税かによって決定します。なお、所得の低い方については、介護保険料の軽減を実施します。H24~H26保険料(基準額)月額4,200円H27~H29保険料(基準額)月額4,800円3広報稲敷平成27年7月号