ブックタイトル広報 結城 2015年7月号 No.646

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概要

広報 結城 2015年7月号 No.646

13最近、子どもの食事アレルギーが話題になっています。それにともない、学校から疑いがある場合は血液検査を勧められることが多くなってきました。この血液検査についてお話ししたいと思います。まず、食事アレルギーの確実な検査は、負荷試験といって原因と思われる食材を直接与えることです。医師立ち合いのもと、十分な施設で行うことが原則で、大きな病院で行うことがほとんどです。皆さんが考えている血液検査は、この負荷試験を安全に行えるかどうかを判定するための検査とお考えください。あくまでも、補助的な検査であり、もし陽性と出ても食べられる場合もあるし、陰性と出ても疑わしい場合もあります。とは言っても、怪しい食材を負荷するのは症状が出る危険をともないます。このことから、安全性を考えれば、血液検査が、普通の病院では最も一般的なものと言えるでしょう。血液検査をしたほうがいい場合は、強い症状が出た際はもちろんですが、以前にアレルギーがあると言われたり、親の判断で食べさせていない食材がある場合です。昔は食べられなくとも、今は大丈夫ということもあり得ます。食事は子どもにとって大きな楽しみの一つです。症状が出るのなら仕方ありませんが、周りの子と同じものを食べられないというのは本人にとってはとても辛いことです。血液検査は決して万能な検査ではありませんし、本人には痛みをともなうものです。しかし、今までの食生活を大幅に変えることもあり得るのです。もし、アレルギーに関して不安があるのなら、検査を希望する前に一度、主治医と相談してみるのがいいでしょう。(結城市医師会提供)市では、乳幼児期のお子さんの健やかな成長のために、健康診査を実施しています。健康診査の時期は、首がすわる、おすわりができる、ひとり歩きができるなど、赤ちゃんが発育・発達していくときの節目があらわれる月齢に設定しています。発達上の病気のサインを見逃さないためにも、きちんと健診を受けましょう。平成26年度は、個別健康診査の受診率が下がっており、とくに9?11カ月児健康診査の受診率が低くなっています。9?11カ月の発達の節目があらわれる時期は10カ月ですが、誕生日前日まで使えるので、1歳児健診のかわりとして使用いただく方法もあります。【対象者】●第1回3?6カ月児(7カ月に入る前日まで受診可能)●第2回9?11カ月児(誕生日前日まで受診可能)※対象の月齢を過ぎると受診できませんのでご注意ください。【受診方法】医療機関に委託して実施しています。個別通知しませんので、対象の時期になりましたら、医療機関を受診しましょう。※県内の乳幼児健康診査ができる医療機関(小児科・内科など)で使用可能です。一部、県外医療機関でも使用できますので、受診前に健康増進センターに問合せください。【持ち物】母子健康手帳乳児一般健康診査受診票(妊娠届出時に母子健康手帳と一緒に交付しています)※乳児氏名・生年月日、保護者氏名、住所を明記のうえ、医療機関窓口に提出してください。●問合せ市健康増進センター32・7890方法実施場所【健康診査の種類と受診率】個別委託医療機関72.4集団健康増進センター95.7個別委託医療機関60.6集団健康増進センター96.5集団健康増進センター88.0集団健康増進センター93.53~6ヵ月児健康診査5ヵ月児健康診査9~11ヵ月児健康診査1歳6ヵ月児健康診査2歳児歯科健康診査3歳児健康診査個別健康診査のご案内健康診査の種類平成26年度の受診率(%)市民健康教室No.421アレルギーの血液検査について乳幼児健康診査を受けましょう?お子さんの発育・発達を確認しましょう?有料広告欄