ブックタイトル茨城県近代美術館/美術館だより No.101

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概要

茨城県近代美術館/美術館だより No.101

東韶光「白卓」昭和62年(1987)*7三浦愛子「蜘蛛の巣」平成25年(2013)*8日展で活躍した作者は、かつて笠間の木村武山に師事し、晩年の20年間を笠間で過ごしました。女性像で知られていますが、この作品では群像表現に挑んでいます。再興第98回院展で第19回天心記念茨城賞を受賞した作品です。余白を生かした構図が特徴的な本作品では、現代社会が蜘蛛の巣によって象徴されています。版画海野光弘「追い陽」昭和51年(1976)*9木版画ながら幅1メートルという大作です。作者は画題を求めて国内を旅行しており、この作品は佐賀県の白石平野に取材しています。野田哲也「日記1977年8月10日」昭和52年(1977)*10郭徳俊「レーガンと郭」平成19年(2007)*11*1~6寺田小太郎氏寄贈*7東寿枝氏寄贈*8作者寄贈*9~10照沼毅陽氏寄贈*11作者寄贈作者は国内外で高く評価される、日本を代表する版画家です。家族や日常風景など、身辺の記録をテーマとした「日記」シリーズの中でも、子どもの成長期をとらえた代表作です。作者の代表作であり、ライフワークとなっている「大統領と郭」シリーズの1作です。世界に影響力を及ぼす大国の元首と、昭和27年に日本国籍を喪失し、国家から切り離され不安定な存在となった作者自身の顔が重ね合わされています。茨城県では、県内外の皆様から作品寄贈のお申し出をいただくなど、毎年途絶えることなく作品を収集してきました。平成26年度も多くのご寄贈をいただき、日本画15点、版画31点の合計46点が、新たに美術館の所蔵品に加わりました。このうち、平成25年「わが心の山河―あなたに見せたい風景」展、平成2 6年「自然と生命への讃歌」展と、2回にわたり天心記念五浦美術館でコレクションを拝借した寺田小太郎氏から、展覧会開催を契機として日本画作品12点をご寄贈いただきました。また、これまでにも多くの作品をご寄贈いただいている版画コレクター照沼毅陽氏からは、昨年新たに12点の版画作品をご寄贈いただきました。これらの寄贈により、当館の日本画、版画のコレクションはより充実したものとなりました。この場をお借りして、作品をご寄贈くださいました皆様方に厚く御礼申し上げます。新収蔵作品は、本年度の所蔵作品展の中で順次ご紹介いたします。7