ブックタイトル茨城県近代美術館/美術館だより No.101
- ページ
- 4/8
このページは 茨城県近代美術館/美術館だより No.101 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 茨城県近代美術館/美術館だより No.101 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
茨城県近代美術館/美術館だより No.101
展覧会紹介やなせたかしの世界展茨城県近代美術館みんなだいすきアンパンマン会期:7月11日[土]~8月30日[日]休館日:月曜日ただし7月20日(月・祝)は開館、21日(火)は休館開館時間:午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)入場料:一般980(850)円/高大生720(600)円/小中生360(240)円※( )内は20名以上の団体料金※満70歳以上の方及び障害者手帳等をご持参の方は無料※土曜日は高校生以下無料(夏休み期間を除く)主催:茨城県近代美術館後援:水戸市/朝日新聞水戸総局/茨城新聞社/株式会社茨城放送/NHK水戸放送局/産経新聞社水戸支局/東京新聞水戸支局/日本経済新聞水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局展覧会の概要「アンパンマン」の作者、やなせたかし(1919-2013)の知られざる全貌をご紹介する展覧会です。絵本や漫画、詩の創作、雑誌の編集など、実に多彩な活躍をみせたやなせですが、その出発点は漫画にありました。1947(昭和22)年に高知県から上京したやなせは漫画家を志し、自ら「パントマイム」と呼ぶセリフが無い4コマ漫画で独自の世界を切り拓きます。その一方で童話に憧れを抱き絵本の創作をはじめると、次第に評判を得て絵本作家として知られるようになりました。今につながる「アンパンマン」が誕生したのは5 0歳の時です。はじめ大人向けの短編小説として発表しましたが、絵本に書き直すとたちまち子ども達から熱烈な支持を得てアニメや映画に発展し、やなせの代名詞とも言える作品となりました。本展では、人気キャラクターのアクリル画をはじめとする「アンパンマン」の関連作品、子どもから大人まで楽しめる絵本や漫画の原画のほか、米寿を迎えてなお「青春」であるとうたった晩年の詩画など、多彩な作品をご紹介します。見どころこの人生を楽しく暮らすにはどうすればいいのだろう―。やなせたかしは、この問いに正面から向き合い、94年の生涯を全うしました。自らの人生を楽しみ、周りの人々をも楽しませる、根っからのエンターテイナーであったといえます。ユーモアにあふれ、機知に富んだやなせの作品は、誰もが気軽に親しむことができます。その一方で、『やさしいライオン』など、やなせが創作する絵本は単純なハッピーエンドで終わりません。作品の背後には、戦争を経験して強くしたやなせの想いが隠れているのです。その想いとは、いのちの大切さを伝えること、争いごとが無い平和な世界であるために“本当の正義”とは何かを問い続けることでした。作詞を担当した「手のひらを太陽に」(1961年)では生きる喜びを高らかにうたい上げ、代表作「アンパンマン」では、魅力的なキャラクターがおりなす物語の背景に、献身の心や自己犠牲なくして正義は成し得ないという自らの信念を貫きました。本展は、子どもたちはもちろん、ご家族、そして3世代、4世代でお楽しみいただける展覧会です。ぜひ、お誘い合わせの上、お越しください。[近代美術館主任学芸員吉田衣里]「アンパンマン劇場」2013年cやなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV「ボオ氏;雲と画家」1967-76年頃cやなせたかし「やさしいライオン」1975年cやなせたかし/フレーベル館「しろいうま」1976年cやなせたかし/フレーベル館「てのひらを太陽に」2002年cやなせたかし「桃太郎伝説」2009年cやなせたかし4