ブックタイトル広報みと 2015年7月1日号 No.1361
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広報みと 2015年7月1日号 No.1361
今から7年前、仕事中に左手に力が入らなくなったという小松崎貞重さん。翌年、筋萎縮性側索硬化症(ALS)という病気であることが判明しました。しばらくの通院ののち、胃ろう手術(口から食事のとれない方などが直接胃に栄養を入れるための方法)を受け、その後人工呼吸器も開始。療養のみになったため、病院を退院し、平成24年から再び自宅での生活が始まりました。介護をするのは、妻の峰子さん。人工呼吸器の不具合などがあれば、すぐに気がつかないと命に関わるため、心身休まる時がなく、毎日利用する訪問介護や訪問看護の数時間に睡眠をとっている状況です。一人での介護に、自分の体調も悪く、今日を生き抜くことで精一杯。孤独感もあります。それでも、「いろいろな人たちの協力があって、今、夫は生きることができている。ありがたい」と峰子さんは話します。「夫は、治るという希望を捨てていない。だから自分もその希望を持ち続けていきたい。夫の命は自分が守る」―。夫婦の強い思いで、今日一日をまた乗り越えていきます。今を精一杯生きる―特集「自宅で暮らす」ということ医療や介護が必要な状態になったとき、どこに住まい、どのように生きていくかは、私たち自身の身近な問題です。「住み慣れた自宅や地域で暮らしたい」「病院を退院し自宅で療養することになった」「自宅で看取りたい」など、さまざまな理由から、今、在宅での医療や介護への注目が高まっています。高齢福祉課地域支援センター(?241・4820)3 2015. 7. 1広報みと