ブックタイトル広報なか 2015年6月号 No.125

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概要

広報なか 2015年6月号 No.125

問い合わせ環境課環境グループ緯298-1111(内線447~449)◆家庭から出される可燃ごみ重量の39.6%は「水分」です市で家庭から出される可燃ごみ重量の39.6%(平成26年度平均値)は「水分」です。残りは可燃分(53.9%)ちゅうかいと灰分(6.5%)です。この水分は、ほとんど生ごみ(厨芥類)とともに持ち込まれます。可燃ごみの総重量を減らすことは、焼却施設(環境センター)での焼却効率やごみ収集車の運搬効率が向上します。また、焼却施設の耐用年数を延ばすことができます。生ごみの減量化のためにも水切りが必要です。すでにいろいろな水切りアイデアを実行されているかたも多いと思います。生ごみの発生を抑制することが第一ですが、有効な方法として、生ごみのコンポスト化(堆肥化)があります。コンポスト化を行えば、水分を多く含む生ごみを減らすことができます。また、1ごみ袋が軽くなり、ごみ出しの回数も減る、2台所が清潔・衛生的になり、臭いも減らせる、3ごみ集積所を動物に荒らされにくくなる、4家庭菜園などに使う肥料を作れる、といったメリットもあります。市では、生ごみ処理機器の購入に対して補助を行っています。コンポストに対しては購入価格の2分の1(上限3,000円)、電動・手動生ごみ処理機に対しては購入価格の3分の1(上限30,000円)です。ぜひこれを活用して、ご家庭で生ごみのコンポスト化を行ってみてはどうでしょうか。◆プラスチック類ごみの分別は今後の課題です家庭から出される可燃ごみの中には、石油製品も多く含まれます。おもちゃ、スポンジ、コップ、ポリバケツや合成繊維、ビニール製品などのプラスチック類が22.3%(平成26年度平均値)含まれており、焼却処分すると二酸化炭素(CO2)を排出し、地球温暖化を進める原因となります。下図は、可燃ごみの中のプラスチック類ごみを焼却することによって排出されたCO2量を示しています。グラフを見ると、CO2排出量は平成2年(基準年度)に比べ1.5~2倍程度の値を推移しているのが分かります。地球温暖化が次第に深刻な事態になりつつある今、プラスチック類ごみの分別回収はCO2の削減につながります。現在市では、ペットボトルと発泡スチロールを分別回収の対象としていますが、それ以外のプラスチック類の分別回収やリサイクルについては今後の検討課題となっています。二酸化炭素排出(量千トン)年度(平成)可燃ごみの焼却により排出されるCO?排出量の年推移※大宮地方環境整備組合からのデータをもとに、環境省作成の「地球温暖化対策地方公共団体実行計画(区域施策編)策定マニュアル(第1版)簡易版」を参考に算出しました13広報なか6月号