ブックタイトル広報さくらがわ 2015年6月1日号 No.233
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広報さくらがわ 2015年6月1日号 No.233
整備委員会で市立病院の候補地を協議桜川市立病院の整備場所や名称について検討するため、4月27日に発足した桜川市立病院整備委員会では、10人の委員の中から、委員長に延のぶしま島茂しげひと人氏(真壁医師会桜川支部長)が、副委員長に根ねも本と哲てつお男氏(桜川市区長会長)が選任され、協議を開始しました。第1回委員会(4月27日)候補地選定の手順として、第1段階として「現地建替えの検討」、現地建替えが難しいと判断された場合、第2段階は「新たな場所での整備」の検討をすることになります。委員会では、第1段階として、県西総合病院と山王病院(再編統合により指定管理予定)の既存施設を解体し建替えすることについて検討した結果、現在の病院機能を維持しながらの建替えは、騒音・振動による患者負担や駐車場の確保などの問題があると指摘されました。また、既存の敷地面積が狭いため、5~8階建ての建物が想定されることからワンフロアあたりの面積が限られるので、各階の看護師などの医療スタッフ雇用の面からも経営的に厳しくなるなどの意見が、複数の医療関係者から出されました。第1回委員会では現地建替えについては、課題が多いとの結論になりました。第2回委員会(5月15日)第1回の結論を受けて、市議会などから、県西総合病院や山王病院を現に利用している地域住民の利便性や事業費(既存施設の有効活用などによる事業費の縮減)の観点から、課題が多いとしても現地建替えの検討をしてほしいとの意見がありました。第2回委員会では、委員から、現地建替えを市財政の観点で考えるのは重要だが、医療面で考えれば、入院患者の移動などの負担が大きい、現施設の一部を残して新病院を整備しても使いづらい施設になってしまうなどの意見が出されました。他の委員からは、岩瀬市街地の空洞化について不安がある意見はありましたが、特に現地建替えについて再検討を要望する意見はなく、新しいまちづくりの中で新たな場所に病院を整備する意見が多数であったため、委員会としては、現地建替えについては、第1回の結論と同じく「課題が多い」となりました。この結論を受けて、委員からは、桜川市の将来性を考えて桜川筑西インターチェンジ周辺地区および鍬田地区の国道50号とT字路周辺を候補としたい意見がありました。候補地は長方準工業地域~高森地区周辺エリアに第3回委員会(5月19日)前回委員会で2か所の候補地が挙げられたことを受け、第3回委員会で2候補地の比較検討したところ、桜川筑西インターチェンジに近い長方準工業地域から高森地区周辺エリアについて、用地が広く確保できる可能性が高い、大和駅に近いなどの意見が出され、このエリアを整備候補地とすることになりました。今後の社会情勢の変化や市の財政状況などを総合的に勘案しながら、整備候補地について具体的に検討すべきとの付帯意見も委員会から出されています。具体的候補地は再編協議会と桜川市で決定この委員会の結論は、筑西・桜川地域公立病院等再編整備推進協議会と桜川市長に報告されました。これから、新中核病院(筑西市)と歩調をあわせ具体的な市立病院の整備地を決定する予定です。【第2回委員会】現地建替えは、第1回に引き続き課題が多いとされ、新たな候補地として桜川筑西インターチェンジ周辺と鍬田T字路周辺の2か所が挙げられました。【第3回委員会】候補地2か所の比較検討の結果、広い用地を確保できる可能性などから、桜川筑西インターチェンジに近い長方準工業地域~高森地区周辺が候補地となりました。■問合先/企画課病院整備推進室(?58-5111・75-3111代表)地域医療情報3さくらがわ2015.6.1