ブックタイトル鹿嶋市議会だより「とびら」№80

概要

鹿嶋市議会だより「とびら」№80

●委員会の活動●介護保険の改正でサービス低下を起こさないように意見【文教民生分科会】■議案第30号鹿嶋市保健センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例･･･保健センターの位置を市役所北側に変更する改正■議案第32号鹿嶋市児童クラブ設置条例の一部を改正する条例･･･児童福祉法の改正によって、児童クラブの入会資格を拡大するなどの改正児童クラブの待機児童の状況は。現時点では、三笠小学校で、平成27年度に26人の待機児童が出る見込み。ほかの学校でも待機児童が見込まれるため、定員増に向けての教室の確保について学校と調整を進めている。■議案第33号鹿嶋市介護保険条例の一部を改正する条例?議案第37号鹿嶋市地域包括支援センターの職員等に係る基準を定める条例の一部を改正する条例介護保険改正で、要支援１・２の人が国の制度から外れてしまう。市が主体となって適切なサービスが提供できるか。今回の大幅な改正は２０２５年に向けての改正で、介護分野の人材不足を予測し、施設はつくれど働き手がなく介護サービスが提供できない、という事態に対応するためである。29年度から市が地域支援事業を行う計画だが、現在のサービス事業者によるサービスを継続しながら、地域の力で介護事業を支える仕組みをつくることで、サービスが低下しないように努めていく。討論はありませんでした。委員会は、全議案について、原案のとおり可決すべきであると決定しました。保育園の運営経費で、保育士は、民間との取り合いになっていると聞く。市では必要な人数を確保できるのか。平井認定こども園などの定員増に併せて保育士の確保に努め、子供の数に対する基準の保育士人数は満たすことができている。がん検診の国庫支出金が減額になったのはなぜか。子宮がん、乳がん検診については、21年度から25年度までは対象年齢の人に無料クーポン券を送付し、26年度はその５年間に受診しなかった人にクーポン券を送付して受診を促す事業を行った。27年度は案内通知のみで受診を促すため、補助金額が減額になる。保健センターの所在地旧新宮中１９９８番地２平井１１８７番地１保育料の改正で、９割がたは変わらず、残りの１割については増額の見込みとのことだが、どれくらいになるのか。９割のうち、76％は現行のまま、14％はこれまでよりも下がる見込み。子供が２人いるものと仮定しての算定基準であるため、１割の人については、多子世帯で保育料が増額する傾向にある。しかし、兄弟姉妹が同時入所していて、２人以上の子供が保育所などを利用する場合は、２番目の児童の保育料は半額に、第３子以降については無料となるほか、改正に伴う保育料の変動には一定の理解を得られるものと考えている。予算決算常任委員会－２０２５年（問題）ー2025年（平成37年）は、団塊の世代が75歳以上になる年。鹿嶋市の推計では、総人口が64,672人で、うち65歳以上は20,971人。75歳以上は11,897人で、市民の５人に１人が75歳以上になる見込み。委員長池田芳範副委員長宇田一男（委員）大鷲栄内田政文坂本仙一立原弘一小古井芳一文教民生委員会●委員会の活動●委員長池田芳範副委員長宇田一男（委員）大鷲栄内田政文坂本仙一立原弘一小古井芳一■議案第88号鹿嶋市子ども特別医療福祉費支給に関する条例･･･医療福祉費（マル福）支給に関する条例による小児の対象年齢（15歳）を超える18歳までの子や、現行制度の所得要件により医療費助成を受けられない子に対し、平成27年４月から助成を行うために新たに制定するもの。対象者を高校生まで拡大したことを評価する。一部負担金の撤廃も考えてほしい。■議案第93号鹿嶋市国民健康保険条例の一部を改正する条例･･･産科医療補償制度における掛け金の額が３万円から１万６千円に見直されることに伴う健康保険法施行令第36条の改正にあわせて、改正するもの。42万円の支給額を維持するために、市の負担額が増え※分科会は、文教民生委員会の委員で構成されています。鹿嶋市議会だより平成27年4月29日発行11問問問問問答答答答答