ブックタイトル広報おおあらい 2015年5月号 Vol.521
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広報おおあらい 2015年5月号 Vol.521
想随想随大洗町長小谷隆亮大洗町の発展につながる交流の輪~小海町視察団をお迎えして~朋とも有り、遠方より来たる。亦また楽しからずや。4月20日、21日にかけて、去る2月26日に友好都市協定を締結した長野県小海町から、新井町長と議員の皆様による行政視察団をお迎えしました。小海町との友好都市の調印は、千代田テクノル細田会長、関東ロジテック青沼会長のご尽力により実現したもので、私と町議会の皆さんで小海町を訪れ締結したものです。長野県小海町は、八ヶ岳を望むリゾート地で、別荘地としても知られています。素晴らしいロケーションのもと、スキー、スケート、ゴルフやトレッキングなど1年を通してアウトドアを楽しむことができます。また、音楽堂や安藤忠雄氏が設計した高原美術館などもあり、同じ観光リゾート地として、私たちが学んで得られるものは大きく、多くの事を吸収できるものと期待しています。視察団の方々には、放射線の利活用で世界のトップランナーである千代田テクノル、年間120万の入場者を誇るアクアワールド大洗水族館、6次産業を実践し大繁盛のかあちゃんの店、町営の幕末と明治の博物館、大洗マリンタワーなどのわが町の誇る観光・産業資源に大変な関心を持って視察いただきました。また、両町の議員同士による議会活性会についての活発な意見交換会、新井町長には、平成24年に開校した大洗小及び全国公開授業10回を数える南中学校で、学ぶ姿、教える姿を見ていただきました。ご来町いただいた皆さんからは、23km2と小さい行政面積ながら、港湾・原子力・観光など資源が豊富で、陸・海・空の結節点という地の利も相まって、文化・教育・各産業が充実しており勢いを感じるという評価をいただきました。わが町は、国内外13の自治体と友好都市などの協定を締結しています。イベントや文化活動などの人的交流から友好を深め、お互いの保有する資産や産業交流を発展させ、相互の地域振興に繋がるよう、地方創生事業も活用しながら、更なる取り組みを展開させてまいります。5月2日からは、大洗リゾートアウトレットの2階に「大洗町友好都市物産館」をオープンさせました。これはにぎわい地区活性化促進のために緊急雇用創出事業を活用して行うもので、将来的には民間ベースでの産業交流の試金石になるものと期待しております。名産品を通して友好都市を知る良い機会です。ぜひ足をお運びください。人命救助に敬意を表し感謝状を贈呈3月16日人命救助に貢献された大洗町の舩越政光さん、水戸市の中野大輔さん、鉾田市の君島毅さんの3人に感謝状を贈呈しました。3人は、昨年12月30日千葉県から大洗サンビーチにサーフィンに来ていた男性がサーフィン後、駐車場で意識がない状態で倒れているのを発見。舩越さんが119番通報し、中野さんと君島さんは救急隊が到着するまで、交互に心臓マッサージを続けました。この応急処置により救急隊が到着後AEDを実施したところ、その場で男性は心拍を再開しドクターヘリにより病院へ搬送されました。3人の迅速かつ的確な救命処置により、男性は一命を取り留め、後遺症を残すことなく社会復帰されています。小谷町長は、「大洗は多くの人がスポーツやサーフィンを楽しんでいる。3人の適切な行為は皆さんを迎える町としてありがたく心強い。」と称えました。左から田山署長、中野大輔さん、小谷町長、舩越政光さん、関根消防長(15)広報おおあらい2015.5.13