ブックタイトル広報かさま 2015年5月号 vol.110
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広報かさま 2015年5月号 vol.110
シリーズ105ふるさと笠間に生きる人たち仁古田ひまわりの会このコーナーでは、市民の皆さんが自らの活動で地域貢献している団体などを紹介します。掲載を希望する団体は市民活動課へご連絡ください。おおぬきしのぶ代表者/大貫忍(仁古田)設立/平成19年会員/75人水門の操作役員の皆さん一年間の活動紹介代表者(大貫忍さん)より平成19年に「農地・水・環境保全向上対策」として、農地と農業用水等の資源や農村環境を守り、質を高める地域共同の活動を総合的に支援する制度に取組む団体として結成しました。仁古田西部・東部地区を中心に、地域ぐるみで農地の保全活動を行っています。当地区は、笠間市東南部に位置し、涸沼川中流域の肥沃な土地が広がる地域です。今年は、霞ヶ浦用水事業により農業用水が当地区にも着水し、40ヘクタールある地区内農地の半分に配水施設が整備されました。長年、水不足に苦労してきましたが、2年後には地区内すべてに整備され、今後は豊かな実りが期待できるようになります。4月初めには、5か所の揚水機場を点検整備し、取水口の泥上げを土地改良区員で行っています。田んぼの用水路の泥上げは、非農家の方々も一緒になって作業しています。田んぼに水を引くようになると、担当の係になっている会員が、農地や揚水機場周辺の日常管理を行っています。また、草の伸び具合を見ながら、のりめん農道法面や堤防、揚水機場周りの草刈りを10月頃まで定期的に作業しています。しおり6月になると涸沼川支流の枝折がわ川にゲンジボタルが飛び回り、見事な夜景を楽しませてくれます。7はしゅ月には、地区内の中心に播種した、ひまわりが花を咲かせ、秋には隣接する1ヘクタールの田んぼにコスモスが咲いて、すばらしい景観を見ることができます。そして、稲刈り前には、地区全員で排水路の洗浄作業を行い、排水路をきれいにして冬を迎えます。これからも、地域一同協力し合って、美しく住み良い環境づくりを目指して、活動を続けたいと思っています。希少生物の観察会水路の泥上げ堤防の草刈り平成27年広報かさま5月号(vol.110)18