ブックタイトルゆうき市議会だより 2015年5月号 No.180

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概要

ゆうき市議会だより 2015年5月号 No.180

ゆうき市議会だより一般質問安藤泰正議員衛生看護福祉大学(仮称)の誘致について高齢化社会を迎えた今日,団塊世代が75歳以上に達する2025年には,介護職員が30万人不足すると予測されています。結城市に茨城県結城看護専門学校があり,この学校を母体に大学の誘致を進めたいので,伺います市長公室長結城看護専門学校は,平成5年4月に開校し,これまで21年間で792人が卒業し,644人が県内に就職,県内への就職率は84%に達しております。開校の目的である地域医療に十分な効果を上げていると考えます。市長茨城県結城看護専門学校において,茨城県看護教育財団が県の出資団体改革の取り組みの中で指導があり,運営について自立化を求められている状況です。市長公室長に答弁させましたように,看護専門学校としては一定の成果を上げていますが,県としても人件費の一部を負担しており,財団が自立して運営していくことが望ましいということです。議員ご提案の大学誘致については,結城看護専門学校の方向性の一つとして様々な可能性を検討し,より良い方向性を出して参りたいと考えています。検討にあたっては,県や医師会等と連携しながら進めて参りたいと考えています。耐震シェルター設置補助制度の新設について東日本大震災から4年が経ちました。耐震診断されても高齢者には,大金を家の耐震改修に使う余裕が無いのが現実です。これからも大災害が予測され,市民の命と安全は行政が守る必要があります。それには,家の中に耐震シェルターを設置し身を守るのが大切ですので補助制度の新設を伺います都市建設部長耐震シェルターは,経済的な理由で大がかりな耐震改修工事が出来ない場合などに,比較的経済負担が少なく,命を守ることができる装置です。高齢者や自力で避難することが困難な方がお住まいの住宅の安全確保の支援に繋がると考えられますので,今後,国,県の動向や,土浦市の状況も参考にしながら,事業の導入を検討して参りたいと考えています。稲葉里子議員まち・ひと・しごと地方創生について国は地方創生の一環として地方大学の活性化,教育現場を地方に設置する策を発表している。結城看護専門学校を,福祉医療関係の資格が取れる福祉総合大学に格上げし,地域に貢献できる福祉大学の誘致はできるか市長結城看護専門学校のあり方について,今後,さまざまな情報を集め,関係機関のご意見も伺いながら検討していく。その中において,4年制の大学や福祉関連学部の設置等も,検討課題のひとつになる。今後は,十分に調査を行い,進めていきたい。子育て支援について妊娠・出産包括支援モデル事業に関して,市内での取り組みと子育て世代包括支援センターの整備について伺う保健福祉部長育児不安がもっとも生じやすい産前産後に,母子へのサポートやケアを実施することで,安心して妊娠・出産・子育てにのぞめることを目的として,モデル事業を開始した。「母子保健相談支援事業」「産前産後サポート事業」「産後ケア事業」の3事業を,市内の産科クリニックに委託し,利用者に寄り添った支援ができるよう実施していきたい。妊娠・出産・子育ての輪を広げ,より良い母子保健サービスが提供できるよう検討実施していく。そうした中で,議員から質問のあった子育て世代包括支援センターについても,こうした展開の中で整備について検討していく。認知症支援について,地域住民のサポートは認知症カフェについて伺う保健福祉部長「認知症推進5ヶ年計画」の中で,認知症の人やその家族,支援する人達が話し合い,情報交換等ができる場をつくることを目的として設けられた。認知症への理解を深める場としての効果があると言われている。関係部署と連携協力し,28年度中には事業に取り組んでいく。運営については,ボランティアやNPO団体,家族会等の協力も視野に入れ,考えていく。(7)※一般質問の掲載記事は,発言議員本人からの寄稿によるものです。