ブックタイトル広報みと 2015年5月1日号 No.1357

概要

広報みと 2015年5月1日号 No.1357

新市民会館整備の基本的な考え方をまとめました市では、「水戸市新たな市民会館整備基本計画」を策定しました。新市民問合せ／文化交流課新市民会館整備係会館整備に関するこれまでの経過やこの計画の詳細は、市ホームページを(?231－7070)ご覧になるか、お問合せください。基本理念基本方針多様な人々の交流と多彩な文化が織りなす、ひと・まちが輝くステージ・芸術文化と出会い創造する拠点・人が集い、躍動し、にぎわう交流拠点・人にやさしく、アートな景観、文化あふれるまちの拠点施設計画新市民会館は、ホールの席数を2,000席程度にして、3,000人規模のコンベンション(会議や大会)が開催できる機能を備えるものとします。また、ユニバーサルデザイン※の理念を取入れ、誰もが使いやすい施設にします。※ユニバーサルデザイン…文化や言語、年齢、障害の有無などに関わらず誰もが利用しやすいデザイン。▼各部門と規模など1大ホール部門………2,000席程度(多目的ホール・客席3層形式)2多機能ホール部門…500席程度(可動客席)3展示ホール部門……500m2程度4会議室部門…………大・中・小会議室など(15～20室程度)5創造支援部門………練習室など(10～15室程度)6交流部門……………日常的な交流の場7管理運営部門………事務室、災害時の備蓄など概算事業費概算事業費は、表区分概算事業費のとおりです。これ新市民会館整備費148億～160億円は、現段階の想定面舞台等関連工事費22億円積(おおむね18,000m2～備品購入費8億円20,000m2)での算出で、その他経費2億円面積の増減などによっ合計180億～192億円て変動します。整備計画地周辺道路駐車場施設配置整備手法敷地計画水戸芸術館と国道50号の間に位置する泉町1丁目北地区の、約1haの区域に設定します。至大工町京成百貨店水戸芸術館ゆとりある歩行者動線を確保するとともに、施設の配置に合わせて周辺道路を整備します。駐車場整備目標台数はおおむね300台です。車いす使用者などのための駐車場を整備計画地内に確保するとともに、一般来場者のための駐車場は周辺地区での確保を目指します。自転車でも来館しやすい施設整備、安心して走行できる道路環境の整備を行います。大ホールのフライタワー(舞台上部の照明などを設置するスペース)と舞台搬入出口は整備計画地の東側に配置します。整備計画地トモスみと(大工町1丁目地区)や京成百貨店(泉町1丁目南地区)と同様に、地区内の権利者と協力しながら、防災機能の充実や都市機能の更新が図れる市街地再開発事業によって整備を進めます。50至千波至那珂市至水戸駅今後のスケジュール今後、市街地再開発事業の都市計画決定がされてからのスケジュールは、次のとおりです。1年目2年目3年目4年目5年目新開市都市計画決定(市街地再開発事業)館民会基本設計・実施設計建設工事(建物解体、整地館など(約20か月)工事含む)(約30か月)建設管理運営管理運営計画の検討・策定施工者選定(約3か月)専門家による技術的助言条例・規則制定開館準備(約4か月)運営準備・プレイベント実施開館記念事業管理運営管理運営計画の策定新市民会館の大きな事業の柱となるのは、自主文化事業(主催・共催事業)や支援事業(貸館や技術サポート)、コンベンションの開催です。中心市街地の活性化につながる事業にも積極的に取組みます。平成27年度は、水戸芸術館と新市民会館を中心とした魅力あるまちづくりを目指して、市民の皆さんと一緒に新市民会館の管理運営計画を策定します。2015. 5. 1広報みと8