ブックタイトル広報筑西People 2015年5月1日号 No.158

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広報筑西People 2015年5月1日号 No.158

上うえの野純じゅんさん「結成した当初から、地元でやっていこうと決めていました。メンバーが筑西市・結城市出身と地元が近く、既に3人、就職していたので」と話すのは、2001年から活動するロックバンド「TOOCLOSETOSEE」の作曲・ギター担当上野純さん。2005年11月に発売したアルバム「GoodOldDays」は30,000枚以上を売り上げ、ZeppTokyoでライブをするなど活躍しています。「とくに地元での活動に不便を感じたことはなかったですね。むしろ定職に就かずアルバイトをしながら東京で夢を追うよりも、音楽をする時間が取れると思ったんです。実際、筑西市は東京に行こうと思えば数時間で行けますし、ちょうど僕らがバンドを始めたころからイン人輝くターネットが普及して、地方から音楽を発信することが身近になったことも大きいですね。僕らがここまで続いたのは、自分たちの状況と時代にあった選択をしたからだと思います」と、結成当時を振り返ってくれました。そんな上野さんは、現在も筑西市で仕事をし、3人のお子さんを持ちながらバンド活動・楽曲制作をしています。「子どもの学校行事に参加したときなどに、昔の自分自身や自分の親はこんな気持ちだったのかな、と感じることで曲ができたりするんですけど、そういった感情はやっぱり自分が育った場所だからこそ当時と重ね合わせることができて、懐かしさや時代の流れを感じるんだと思います」「仕事と家庭ありき」がモットーだというTOOCLOSETOSEE。2006・2007年がバンドにとっての転機だったそうです。「CDが売れて、バンドの(春日町・34歳)地元で、仕事をして、家庭をもったからこそ続けてこられた音楽活動地元に住みながらバンド活動をするきっかけ家族とのふれあいから生まれる音楽「家族・職場・事務所」周りの助けで続けてこられた活動を自分たちで管理しきれなくなり、仕事面でも多忙な時期で、とても苦労しました。けれど、その時に周りに流されず、家族や職場の助けがあり、事務所も『バンドの管理は自分たちでやりたい』という意向を汲んでくれたからこそ、ここまでこられたと思います」と、周りの助けや理解による力の大きさを話してくれました。「今後の目標はないんですが、これからも筑西市で、10代の頃夢みていたような自分たち3人にしか作れない楽曲を作り、CDを出して、自分たちのライブをして、このまま生涯『TOOCLOSETOSEE』としてやっていければと思います。そのためにどのように生きていくべきか考え、常に僕ららしい、新しい音楽を作れるよう勉強していきたいですね」と、力強く語る上野さんの表情は、音楽への真摯な思いにあふれていました。TOO CLOSE TO SEE2001年から活動する3人組ロックバンド。2013年12月に3rdアルバム「DAYSALIVE」を発売。【メンバー(敬称略)】吉波貴生(ボーカル/ベース)上野純(ギター/コーラス)宮崎隼一(ドラム)【ホームページ】CATCH ALL RECORDShttp://catchallcorp.com今後も地元から音楽発信を13