ブックタイトル広報かすみがうら 2015年4月号 No.121

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概要

広報かすみがうら 2015年4月号 No.121

文芸ひろば詠歌の紹介投稿作品若葉萌ゆ牡丹桜の咲く園に季節を惜しみつ一日を遊ぶ沽野はつ子艶やかな赤と黄色のパプリカはマリネになりて孫を待ちいる髙橋フミ野の風よ真みどり煽りて中空に辛夷は純白の反乱おこす的場登志子「八紘一宇」七十年振りに聞く言葉戦争という匂い纏いて菅谷咊子梅花散り櫻咲き初め山里の季節の営み光る小川に石塚清定期便飛行の音の空高くうららにかすむ上弦の月吉田正道父の髪薄型テレビ進化見るやまぐちいさむ梅の香にこころ安らぐゆりの郷扶美世千代田俳句同好会影生まれてしかと名草の芽となれり飯沼礼子青ものの畝間に紛れ仏の座枝力大空を揺らして咲けり花辛夷大西周ものの芽や大地ゆったり動き出す加藤貞江春めきて天文学ぶ親子連れ熊沢鉄雄花冷や前垂れ赤き六地蔵小松崎正生山笑ふぐるり三百六十度小松崎緑常陸野に出でよ野遊び川遊び榊原清志菜の花の道案内や花の園桜井愛子風にのりふはりと匂ふ桃の花坂部幸子16かすみがうら出島短歌会京みやげ匂ひ袋を枕辺に置いて寝むらむ孫のやさしさ小室貞江雛壇を一日遅れに片づけず男雛女雛も疲れ気味名倉子紅梅のあかるく散りてこの世との境のように昏れのこる庭岡田恭子愛猫のテレビ追う目の仕草みておもわず笑い寒さ忘れる浜田留子踏みしむる落葉の音のあなうらに哀歌となりて吾につきくる飯島ヒロエ青見▼投稿作品(俳句・短歌・川柳)を募集しています。5月7日木までに情報広報課(霞ヶ浦庁舎)へお願いします。筑波山地域ジオパーク推進協議会(つくば市・土浦市・石岡市・桜川市・笠間市・かすみがうら市)では、日本ジオパーク認定(平成28年3月申請予定)を目指し、活動を展開しています。しかし「ジオ」という言葉が難しく、私たちには親しみがわいてきません。そこで、平成27年度は少しずつジオについて分かりやすく解説していきます。「ジオパーク」とはギリシャ語で地球や大地を意味する「ジオ」と英語で公園を意味する「パーク」を組み合わせた造語で「大地の公園」という意味です。地層・岩石・火山・断層などの自然遺産と人間との関わりを楽しく学ぶ、いわば自然の公園です。今の私たちの暮らしは、大地(GEO)・市民学芸員が語るジオパーク構想豆知識生態系(BIO)のうえに成り立っています。貴重な美しい自然遺産を保全し、歴史的・文化的な物も含めて、それらを観光資源として地域の活性化・科学教育に活用していきます。すなわちジオパーク構想で、経済発展と地域活性化を促進するものです。私たちが住むかすみがうら市は、筑波山系から霞ヶ浦湖畔まで多くの大地の宝が潜在しています。これからは、この大地の宝ひとつひとつにストーリーをつけて紹介していきます。次回は「ジオサイト」について紹介します(深井征一郎)。平成24年8月に設立された「筑波山地域ジオパーク推進協議会」。かすみがうら市は、筑波山系の山並みや霞ヶ浦流域の水辺環境を保全・活用していくために、平成25年7月25日に同協議会に加入しました。今月号から、ジオパーク構想に関する豆知識を12回シリーズで分かりやすく解説します。問郷土資料館?029(896)0017↑昨年の帆引き船フェスタでかすみがうら市内のジオサイトを紹介しました(平成26年5月4日撮影)。