ブックタイトルグリーンふるさと No.84
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グリーンふるさと No.84
大子町日立市常陸太田市大子町の優れた農産物や加工品を大子町農産品ブランド「だいごみ」として認証する制度で、農産物としては次の6品目が認証されています。奥久慈茶日本の茶生産の北限とされ、寒暖の差が大きい気候の中で育った奥久慈茶は、色が濃く、香りも豊かで、その味は渋みが強くそれでいてコクがあります。常陸大黒茨城県特産品のため他県では栽培しておらず、癖のない上品な味わいで、和菓子はもちろん、洋菓子や和食にも幅広く使われています。大子産米主要なお米コンテストにおいて、日本一を獲得するなど数多くの賞を受賞し、高い食味値に裏付けされた素晴らしい味の評価をいただいております。奥久慈しゃも全国特種鶏(地鶏)味の品評会で第1位に選ばれ、食材にこだわる料亭やレストランでも注目の食材として人気が高く、多くのファンを集めています。ロゴマークの意味このマークは、袋田の滝が流れ落ちてできる滴をイメージし考案されました。滴が別々の色を持つことで、五つのだいご“み”、「魅:大子の魅力」、「美:大子の美しさ」、「見:大子の大子町農産品ブランド認証品見どころ」、「味:大子の味わい」、「水:大子の清らかな水」を表現しています。(ブランド化に至るまでの経緯)豊かな自然環境と優れた栽培技術から生み出され、コンテストで日本一を獲得してきた大子産米や奥久慈しゃも、そして手もみ茶。全国的に高い評価を受ける大子町産の農産品とその加工品をより多くの方々に知っていただけるよう、独自のブランド認証制度「だいごみ」を立ち上げました。日立でたくさん獲れるアンコウは、茨城の冬の味覚として人気があり、久慈漁港のアンコウの水揚げは、県内の3割を占めています。茨城沖のアンコウは特に味が良く、ジョウバンモノとして高く評価されています。また、日立沖あいで獲れる秋から早春にかけて旬となり、アンコウは残すことなく食べられ、栄養補給に最適の魚として、広く知られています。あんこう鍋は地域によって味付けが異なり、日立市のあんこう鍋は味噌仕立てで、初めて食す方にも食べやすく、大変マイルドな味となっています。(問合せ先)日立市観光物産協会℡:0294-51-3972茂宮地区の栄養豊富な沖積土壌が育んだ茂宮はくさ日立市の「魚」に位置づけされる「さくらだこ」は、日立市で水揚げされるミズダコとヤナギダコの総称。日立市のタコ水揚げ量は、茨城県1位であり、新鮮ならでは、地元ならではの多彩なメニューが楽しめます。(問合せ先)日立水産振興協議会℡:0294-52-3360いは、肉厚でみずみずしく甘みがあり、シャキシャキと食感がよく、芯の部分の筋が細くやわらかい、おいしいはくさいです。漬物やお浸し、鍋物など、生でも火を通しても、おいしく食べられ、特に漬物での評価は高く、茂宮はくさいのおいしさを存分に味わえます。人や環境にやさしい白菜を作るために、有機肥料や減農薬栽培を取り入れ、品質に責任を持ち、念入りに品質チェックをしたうえで出荷しています。(問合せ先)旬味満菜館℡:0294-52-8311「常陸青龍」は常陸太田市のみで栽培されているオリジナル品種です。常陸太田市内でブドウ栽培を行っていた本多勇吉氏が、巨峰の自然交雑実生から育成した黄緑色のブドウ(初結実は昭和53年)。孫の本多技研氏が平成16年3月に「常陸青龍」として品種登録しました。色はマスカットのような黄緑色ですが、味は酸味が少なく、びっくりするくらい糖度が高いぶどうです。巨峰の自然交雑実生から育成されましたが、巨峰独特の酸味も少なく、甘さも一般的には、巨峰が糖度18度位なのに対して、20~21度と2~3度高く、さらに、糖度が高い割にはしつこくなく、さっぱりとした甘味が特徴です。(問合せ先)JA常陸太田ぶどう部会℡:0294-70-3488口福(こうふく)あんこう鍋茂宮はくさいこんにゃく江戸時代、中島藤右衛門がこんにゃく芋を粉末にする方法を発見してから、全国的に栽培されるようになりました。さしみ、田楽など様々な調理法でもおいしくいただくことができます。奥久慈りんご秋の収穫の頃には、手でもぎる楽しみを味わえる観光りんご狩りが大盛況です。大自然の中で、樹上完熟のりんごをたっぷり味わってください。問合せ先/大子町農産品ブランド推進協議会(大子町役場農林課内)TEL:0295-72-1128常陸秋そばさくらだこ「常陸秋そば」は、旧金砂郷町(現:常陸太田市)の在来種から、粒ぞろいや品質の良いものを選抜して育成され、「玄そば最高峰」との呼び声も高く、そば独特の香り・風味・甘みがあり、全国の有名そば職人やそば通から高い支持を得ています。また、常陸太田では、冷たいそばを具沢山の温かい汁につけて食べる「けんちんそば」が冬の人気メニュー。だいこん、にんじん、ごぼう、さといも、いもがら、ねぎ・・・・など、たくさんの野菜と、こんにゃくや豆腐などその店オリジナル具材もたっぷり入れた熱々のけんちん汁で、常陸太田で生まれた【常陸秋そば】をつかった手打ちそばを食べる。「けんちんそば」は常陸太田の代表的な郷土料理です。店それぞれの特徴あるけんちんそばが味わえるのも楽しみの一つです。(問合せ先)(一社)常陸太田市観光物産協会℡:0294-72-8194常陸青龍米醗酵アイス「米醗酵アイス」は、JA常陸が創り出した、新感覚のアイスです。JA常陸では、常陸太田市産のコシヒカリの消費拡大を目指し、コシヒカリを使ったアイスの販売に向けて研究を開始し、2年間で約9千個の試作品を作り、試行錯誤を重ねた末、2011年5月にようやく完成しました。常陸太田市産のコシヒカリを醗酵させたペーストを主原料とし、生乳の代わりに豆乳を使っているので、動物性脂肪分はゼロ。牛乳が苦手な方や、アレルギーをお持ちの方でも安心して召し上がっていただけるほか、大豆の栄養と米の甘みを堪能できるアイスです。また、「米醗酵アイス」は、平成24年度優良ふるさと食品中央コンクールにおいて、地域で生産される農林水産物の加工利用の面で特に優れた成果を挙げた食品として評価され、農林水産大臣賞を受賞しました。(問合せ先)JA常陸℡:0294-72-9111