ブックタイトル広報しもつま 2015年4月号 vol.708

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概要

広報しもつま 2015年4月号 vol.708

寄贈作品の一つ「空遠く」(第35回日展:内閣総理大臣賞受賞作品)を前に目録を手渡す市村晴子さん(右)と稲葉市長(左)温かい善意ありがとうございます日本藝術院会員・故市村緑郎氏の作品76点寄贈砂沼大橋の中央にあるブロンズ像「飛翔」や東部中学校の「燦」などの作者で、市内平川戸出身の彫刻家・故市村緑郎氏の妻・晴子さんより、「下妻市の文化、芸術の振興、発展に寄与できれば」と故市村氏制作の作品76点を寄贈いただきました。そうじょうひしょう故市村氏は、埼玉大学や崇城大学(熊本県)の教授、日展常務理事、日本彫刻会理事長などの要職を歴任し、平成20年11月には日本藝術院会員に就任。日展などで数々の栄えある賞をはじめ、平成21年3月には下妻市市民栄誉賞を受賞し、芸術界の第一線で活躍されておりましたが平成26年4月27日、78歳でご逝去されました。市では、故市村氏の業績を市民の皆さんに紹介するため、今回寄贈いただいた作品により、今秋、下妻市ふるさと博物館で作品展を予定しています。せいこさん受賞者紹介絵画で最優秀賞(国土交通大臣賞)を受賞柴たけとし土砂災害防止月間(6月1~30日)の一環として、明日の日本を担う小・中学生に、土砂災害について理解を深めてもらおうと、国土交通省が「土砂災害防止に関する絵画・作文」を募集しました。全国各地から寄せられた応募作品4,331点の中か賞状を手に受賞を喜ぶ柴さんら、柴さんの「助けたい命」と題した絵画が、最優秀賞に輝きました。3月5日、茨城県河川課の職員が千代川中学校を訪れ、賞状等が伝達されました。美術部に所属する柴さんは、テレビで見た東日本大震災や広島の土砂災害の現場で救助活動をするレスキュー隊の姿に感動し、数ある夏休みの宿題の中から今回の課題を選択。「自然災害の恐ろしさと、危険を顧みず全力で臨むレスキュー隊を描きたかった」と話していました。今回の作品づくりは、家が押し潰された場面や岩石の影、泥などをリアルに表岳寿さん=千代川中学校2年現しようと色使いにこだわり、三週間かけて完成させました。今回の作品を描くことで、「これまであまり考えることかなかった。防災の心構えができた。何より家族を大切にしたいと思うようになった」と話す柴さん。「今回の受賞におごることなく、これからも思いを込めて作品をつくっていきたい」と次の作品づくりへの意欲を見せていました。受賞作品「(土砂災害現場)助けたい命」有料広告欄有料広告欄広報しもつま2015.4 14