ブックタイトル広報しもつま 2015年4月号 vol.708
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広報しもつま 2015年4月号 vol.708
2019(平成31)年に、茨城県で「第74回国民体育大会」(国体)が開催されます。37の正式競技のうち、下妻市は「少年男子・女子ソフトボール競技」(高校生以下クラス)の会場として予定されていることから、計画的に準備を進めています。このコーナーでは、茨城国体の成功に向け、市民の皆さまと協力して運営していけるよう国体関連の情報を発信していきます。茨城国体での活躍を目指して「ソフトボール体験教室」を開催茨城県は、平成31年開催の第74回国民体育大会において優秀な成績を収めるため、将来、選手としての活躍が有望視される子どもたちを発掘し、計画的に育成・強化することを目的とした「いばらきスポーツアカデミー」を開催しています。下妻市では平成25年度に引き続き下妻二高グランドで2月28日、「いばらきスポーツアカデミー・ソフトボール体験教室」が開催されました。講師には、女子ソフトボール競技の北京五輪金メダリストで、2014年全日本大学女子ソフトボール選手権大会優勝監督の三科真澄氏(東京国際大学女子ソフトボール部監督)を迎え、下妻市近隣の小・中学生165名が専門的な技術やチームプレーの大切さを学びました。体験教室では、「守備で心がけることは何ですか」などと常に子どもたちに問いかける講師の三科さん。子どもたちから返ってくる「一歩目を早くする」「声を出す」などの声を受け止め、会話のキャッチボールをしながら実演し、一流の技のポイントを解説していました。また、技術の向上に合わせて、メンタル面も大切な要素として「自分だけでなく、仲間のことを考えながら練習し、プレーすることが上達につながる」などと熱心なアドバイスがありました。下妻中学校女子ソフトボール部で主将を務める上原奈保さんは「キャッチボールやゴロの取り方など、実キャッチボールでの投球動作のポイントを解説する三科さん際に動きを見せてくれるので分かりやすかった。この経験を生かして、春の総体では県大会1位を目指して頑張りたい」と意欲を見せていました。当市での教室開催を見守った茨城県ソフトボール協会の須藤桝利理事長からは「ハード面の環境もさることながら、市全体がまとまっている印象があり、雰囲気がとてもいいし、人の温かさを感じる。今回のような事業を通じて下妻市の皆さんにもっとソフトボールに関心を持ってもらい、平成31年に実施される国体に向け、盛り上げていっていただきたい」と話が聞けました。問い合わせ生涯学習課?45-8997「こころの健康づくり」を考える市は3月14日、3月の「自殺対策強化月間」にちなみ、自殺予防をテーマとした講演会を千代川公民館ホールで開催しました。「気付いてくださいこころのサイン~ストレスケア外来の最前線から~」と題した坂元薫医師(東京女子医科大学病院神経精神科教授)の講演に、市内外から112人が集まりました。自殺予防やこころの健康問題は、深刻で難しくなりがちなテーマですが、坂元医師は現代型うつ病とは何か、薬を使った効果的な治療法、周囲の対応の仕方などを巧みな話術で語られました。「なまけているように見えるが医学的に治せる病気」「治そうと頑張らない」「自殺しない約束をする」「自分の生き方の癖を知る」など、分かりやすくユーモアを交えた表現と動画を交えたスライドに、参加者のうなずく姿が多く見受けられました。最後に、セルフケアとして「ストレスを減らす方法」「うつ病にならないための7つのストップ」というスライドが映された時には、メモをとる参加者の眼差しは真剣でした。市では、今後も各種講演会や医師・カウンセラーによる「こころの健康相談」などの事業を通じて、こころの疾患で悩む方やその家族などを支援していきます。問い合わせ福祉課?43-8352自殺対策・生きる支援工夫をこらしたスライドで講演する坂元医師13広報しもつま2015.4