ブックタイトル広報 常総 2015年4月号 No.112

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概要

広報 常総 2015年4月号 No.112

17睡眠は、昼の仕事などで消耗したエネルギーを回復させ、翌日にそなえて体も脳もリフレッシュするための大切な時間です。しかし、春になり気温の変動が激しくなると、自律神経が乱れやすく、日中の眠気が増すなど、睡眠リズムが崩れやすくなります。睡眠不足が続くことで、体にさまざまな影響がでてきます。■睡眠不足が引き起こす病気睡眠不足は、昼間の眠気や倦怠感、イライラ感など身体的・精神的な症状だけでなく、血圧・血糖値・中性脂肪などを上昇させ、高血圧・糖尿病・脂質異常症などのリスクを高めることが明らかになっています。また、満腹感を感じさせるホルモンが減少し、食欲を増進させるホルモンが増加するため、食欲が高まり肥満を引き起こすこともあります。睡眠不足は、うつ病発症の危険因子でもあることから、十分な睡眠時間をとるようにしましょう。■理想の睡眠時間とは平成22年NHK放送文化研究所の国民生活時間調査によると、日本人の平均的な睡眠時間は7時間14分(平日)です。しかし、適正な睡眠時間について活発になり、睡眠リズムを整えることができます。睡眠リズムが崩れている人は、部屋に朝日がさすように工夫することも効果的です。5ぬるめのお湯につかる快い睡眠のためには、ぬるめのお湯(39?40℃)に15分程度、つかりましょう。目を覚ましたい時は、熱めのお湯(41℃以上)にさっと入るのが効果的です。6昼寝をする昼間に眠気を感じたら、15 ? 20分の昼寝をしましょう。集中力やエネルギーを取り戻し、毎日の活動の質を上げることができます。ただし、寝過ぎは禁物です。◆問い合わせ=保健推進課?233111『朝ごはんを食べよう』熟睡・快眠で熟睡・快眠で心身の疲れをとりましょう心身の疲れをとりましょうは、年齢や環境などの個人差があるため、日中を快適に活動できることを睡眠充足の目安とすることが理想と考えられます。■ぐっすり眠る方法1睡眠環境を整えましょう理想的な室温は夏が25℃、冬は15℃、湿度は年間を通して50%と言われています。2午前0時前に寝る「シンデレラ睡眠」睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があります。レム睡眠は浅い眠り、ノンレム睡眠は深い眠りです。人間の体のリズムは、午前0時前に寝るとノンレム睡眠に入りやすくなります。3朝起きる時間を一定に保つ前日に夜更かしをしても、いつもの時間に起きること。辛くても、これが睡眠リズムを崩さず、一定に保つコツです。4朝日を浴びる朝日を浴びることでホルモン分泌が朝ごはんは、一日を元気に始めるための大切な食事です。朝ごはんには、1ごはんやパンに含まれる炭水化物が脳のエネルギー源となる、2体温が上昇し、血流が良くなる、3野菜や果物に含まれるビタミン・ミネラル・食物繊維が体の調子を整えるなどの効果があります。朝ごはんを食べられない人は、おにぎりやパンなど食べやすいものから始めると良いでしょう。朝ごはんをしっかり食べて、一日を気持ちよくスタートさせましょう。