ブックタイトル広報いしおか 2015年4月1日号 No.228
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広報いしおか 2015年4月1日号 No.228
柿岡野口由紀子散歩うれしい愛犬連れて目指せ百歳今日も行く国府島田雪うさぎ梅が咲いたよ庭先ひとつ子等が見つけた早い春柿岡鈴木千代子迷い咲きした梅一輪に雪がふわりと降りかかる貝地前島くに子雪を払って凛々しく耐えてにっこり芽を出す福寿草下林白井冨喜江気品豊かな水戸名物に美人揃えた梅娘府中小川野蛙子等がはしゃいで踏む音パリリ急げ登校初氷東石岡惣野代英子雪の故ふるさと郷老いたる母を子等が案じてする電話国府坂下蜻蛉山の麓の一本松は時と代きを見詰めて枝を張る世論と政治打田昇三かなり以前の事だが、EU加盟を機にスペインでは消費税を大幅に引き上げた。これに対する国民は「こういう政治なら、フランコ時代の方が良かった!」と憤慨したけれども結局は政府が勝ったようである。フランコ将軍は、一九六三年に発生した軍部クーデターによる内戦を巧みに乗り切って権力を握ったのだが、独裁制が強い政治で国民を泣かせた。真偽は不明だが「公園でブランコに乗った」と話しただけで総統侮辱罪で逮捕された者がいたという。古代中国の歴史で「鼓こふくげきじょう腹撃壌」とは、名君が五十年の治世に国民が満足しているか否かを確かめに町に出て、満腹の老人が歌う「天子のお蔭など関係ない」という歌で納得する話である。現代の日本では、膨大な経費を掛けて選挙をしないと国民の気持ちが分からないらしいから大変である。公園のブランコでは不十分だとは思うが、世論調査の方法を工夫して国民の声が政治家によく届くようにするか、金の掛からない選挙方法を考える時代に来ているような気がする。大谷津海老澤明子病院の隣るパン屋の屋根の上御来光のごと日は差しのぼる東石岡長谷部ミイ節分の朝に積ったぼたん雪軽く握って孫と投げ合う泉町藤岡みつ子俵あみしつつ文字を教えくれし遠き日の父今は追憶部原久保田好子黙りこむ山も野原も寒の入り東光台野村洋子列なすが悲し目刺しの兵に似て細谷松﨑淑子裸婦像へ掛けたくなりぬ春コート総社山口美津子風光る三つ子を乗せし乳母車旭台綿引さかえ寒椿落ちて人の眼たのします俳句文化協会だより市民ずいひつ東光台内田千代子幾万の枝に無駄なし冬欅それぞれ芽を持ち光をうける高浜大嶋全江老梅の小こ枝さを払へば洞ふかく花よ実の生る勢ひのあれ短歌いしおか俳句同好会やさと俳句会瓦谷國谷南風艶やかな子規詠む歌や山笑ふ宇治会萩原清雛巡り今昔の感深めけり瓦谷石田誠一郎この國の美に触るる日よ雛まつり石岡短歌同好会八郷短歌会柿岡小林渥子凡庸の暮らしなによりと思はねば思へるさくらの季節めぐり来山崎鈴木菫音楽の時間にあらねど「あざみの歌」師は歌いおりのどかな中二山崎西口はま子著しき成長見する園児らが「ありのままの」を一途に歌ふ(祖父母参観に)俚謡投稿作品石岡俚謡会北府中大村みちゑ四方山の話はつきぬ女正月大塚松岡元義細き枝に梅花盛りて心ふくらむ東光台福田泰夫偕楽園幼き頃に連れられし九段に眠る兄に逢ひたし柴内羽生俊三月の地震津波を思い出す四年経つても被災者偲ぶ●石岡遊石会・水石展水石は室町時代より愛好され、大きく分けて山水景石、形象石、紋様石、色彩石の四つの自然石からなります。その中でも特に愛好される山水景石は、山、湖水、滝、磯など山水の情景を直接的表現で連想させるもので、その風景美を水盤や台座に置いて鑑賞します。今年も次のとおり水石展を開催しますので、お出でください。日時4月18日(土)・19日(日)午前9時~午後5時※19日は午後3時まで場所国府地区公民館2階■問い合わせ小堀?090・7285・5523●やさと俳句会・定例俳句会実施日毎月最終日曜日やさと俳句会は、有季定型の伝統を守り、今年創立62年目を迎えます。※定例俳句会には会員外の人の参加も歓迎しています。詳しくはお問い合わせください。■問い合わせ石田?43・2412文芸いしおか市民の皆さんからの作品(俳句・短歌・俚謡・市民ずいひつ)を募集します。投稿をお待ちしています。◆送付先〒315─8640石岡市石岡一丁目1番地1石岡市役所市長公室秘書広聴課「文芸いしおかコーナー」係まで23広報いしおか4月1日号№228