ブックタイトル広報みと 2015年4月1日号 No.1355
- ページ
- 4/16
このページは 広報みと 2015年4月1日号 No.1355 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 広報みと 2015年4月1日号 No.1355 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
広報みと 2015年4月1日号 No.1355
芸術文化を伸展させ、多様なコンベンションを誘致できる新たな市民会館、そして、いきいき茨城ゆめ国体の会場の一つとなる東町運動公園の新体育館の整備によって、市民の夢が膨らむまちづくりを進めてまいりたいと考えております。総合防災拠点ともなる市役所新庁舎、市民の生活を支える新ごみ処理施設を合わせた四つの大型プロジェクトは、多額の事業費を要するものでありますが、市民サービスの向上はもちろん、将来の水戸市の大きな飛躍に不可欠なものであります。私は、大型プロジェクトによって市民サービスの低下を招くことのないよう、そして、将来世代に過大な負担を先送りすることのないよう、事業費の縮減とともに、財源の確保に努め、世代間の公平な負担に配慮した健全な財政基盤を堅持しながら、早期完成を目指して取り組んでまいります。国においては、地方創生を重要な政策と位置付け、昨年末には、まち・ひと・しごと創生に向けた長期ビジョンと総合自主・自立の力を高め、活力のあるまちをつくる戦略が決定されました。人口の東京一極化を是正し、地方から日本の創生に取り組んでいくという目標のもと、いわゆるバラまきではなく、地方のアイディアや創意工夫の努力に見合った支援を行っていくとの考え方が示されたわけであります。私は、これまでも、地方の目線による政治を進めていくためには、住民に最も身近な基礎自治体が力をつけ、自ら判断し、実行できるだけの都市力を世界に誇れる水戸芸術館と新たな市民会館を中心とした芸術文化、そして、「するスポーツ」はもちろん、トップレベルの競技にふれることのできる「見るスポーツ」も充実を図り、スポーツ文化を一層伸展させ、多彩な文化を体感でき、楽しめるまちをつくってまいりたいと考えております。あわせて、コンベンションの誘致、自然や歴史、様々な地域資源や伝統文化を生かしたインバウンド観光、さらには、スポーツツーリズムなどにも力を入れ、重層的に魅力を高めながら、多くの人が集い、交流することによって新たな文化が創造され、水戸発の文化が経済や産業の発展にもつながっていく成熟したまちの実現を目指してまいります。このグランドデザインの実現に向けましては、交流を創出する拠点づくりも欠かせないものであります。市民の市役所新庁舎外観イメージ水戸芸術館2※インバウンド観光…国際的な訪日観光。スポーツツーリズム…スポーツイベントなどを軸とした観光事業。2015. 4. 1広報みと4