ブックタイトル広報みと 2015年4月1日号 No.1355

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概要

広報みと 2015年4月1日号 No.1355

安心して暮らせる魁さきがのけまちの実現平成27年第1回水戸市議会定例会で、高橋靖市長は、市政運営についての所信を明らかにしました。私は、水戸市を安心して暮らせるまちとしていくために、市長就任以来、常に全力を尽くしてまいりました。東日本大震災により、まちも、人の生活も大きな打撃を受けた本市にとって、震災からの復旧、復興は最重要課題であり、道路、上下水道、学校等の公共施設の復旧はもちろん、防災・減災対策や地域経済の回復に重点的に取り組んできたところであります。市民の暮らしは落ち着きを取り戻し、まちの姿もほぼ回復しつつありますが、決して大震災を風化させることがあってはなりません。市民と手を携えながら取り組んできた災害への備えをさらに強化し、次の時代への責任として、危機管理能力の高いまちづくりを進めてまいりたいと考えております。そして、今、私たちは、復旧、復興にとどまることなく、さらなる飛躍へと大きく羽ばたいていくことが求められております。この4年、水戸の未来を担う子どもたちのために、子育て支援や水戸スタイルの教育に力を入れてきたところであり、子どもの医療費無料化や学力向上サポーターの配置を進めるほか、学校施設の耐震化も完了させました。地域経済の活性化の視点からは、企業立地に向けた大胆な優遇策の導入や水戸まちなかフェスティバルの開催などに取り組むとともに、暮らしやすい環境づくりとして、道路、下水道等の生活基盤の整備も進めてまいりました。また、徹底した行財政改革に取り組み、窓口開設時間の延長など、市民サービスの向上に努めてきたところであります。健全な自治体経営の視点からは、市税等の収納率向上を図るとともに、未来の水戸市を担っていく次の世代に負担を先送りしないという強い思いから、水道料金をはじめ、下水道や農業集落排水処理施設の使用料、国民健康保険税の税率の改正を行い、市民の皆様に御負担をお願いするという苦渋の決断もしてまいりました。これらの様々な政策に成果をあげるとともに、将来にわたっての水戸市の発展に向けたプロジェクトにも道筋をつけることができたと思っておりますが、市民の豊かで安心な暮らし、そして、個性と魅力にあふれるまちづくりへとしっかりと結実させてまいりたいと決意を新たにしているところであります。私は、市民の視点からのまちづくりを進める中で、市民のまちづくりにかける思いや情熱が高まっていることを肌で感じてきたところであり、市民の力、そして、地域コミュニティの力を高め、市民主体の取組を一層伸展させながら、市民とともにつくりあげた水戸市第6次総合計画―みと魁プラン―を着実に実行していくためにも、引き続き、魁のまち・水戸の実現を目指してまいります。平成27年度市政運営の基本方針平成27年第1回水戸市議会定例会2015. 4. 1広報みと2