ブックタイトル広報 稲敷 2015年3月号 No.120

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概要

広報 稲敷 2015年3月号 No.120

3広報稲敷平成27年3月号10周年に寄せてごあいさつ稲敷市長田口久克本年3月22日に稲敷市は市制施行10周年を迎えます。この節目の年を市民の皆さまと共に迎えられますことをたいへん光栄に思っております。10年前の平成17年3月22日に、江戸崎町、新利根町、桜川村、東町の4町村が合併し、新たな市として「稲敷市」が誕生しました。この10年間、その歩みは決して速いとは言えないかもしれませんが、市民の一体感の醸成も進み、稲敷市は着実にひとつの自治体として一歩一歩前進してまいりました。合併後の10年間を振り返って少への対応、産業振興・雇用の確保、道路など社会基盤の整備、行財政改革の一層の推進など、課題は山積みしています。しかしながら、稲敷市民、一丸となってこれらの課題に取り組んでいけば、必ず道は開けるものと私は確信しております。私たちが先人から受け継いだ自然、歴史、文化など、「ふるさと稲敷」の良いところをこれからも守り育てていきましょう。そして、そのふるさと稲敷の良さをさらに磨いて創意工夫を凝らし、もっと稲敷らしい「元気で個性ある住みよいまちづくり」を進めましょう。「これからもずっと稲敷もっと稲敷」を合い言葉に大いなる希望をもってチャレンジを続けましょう。みますと、真っ先に思い浮かぶのが平成23年3月11日発生した東日本大震災です。当市は東地区を中心に液状化現象により、上下水道や市道などのライフライン、そして、農地や農業用施設など甚大な被害を受けました。しかし、国や県、市職員、そして、市民の皆さまの多くの方々のご尽力により近隣市町村と比較しても早い復旧・復興ができたことを感謝しています。これまでの10年を一区切りとして、今私たちの眼前には、「次なる挑戦への10年」が待ち受けています。少子高齢化・人口減『稲敷市合併10周年をむかえて』江戸崎小学校遠藤優わたしは、今、10才、小学4年生です。稲敷市も今年の3月に合併10周年をむかえます。それを聞いてわたしは、何だかうれしくなりました。なぜかと言うと、わたしの歴史と稲敷市の歴史が重なり、今までもそしてこれからも、いっしょに同じ時を歩んでいけるからです。稲敷市は、江戸崎、東、新利根、桜川の4つの地いきがいっしょになって出来た街です。このすばらしい4つの地いきは、もとより、かぼちゃやレンコン、お米、ブルーベリーなどのゆたかな農産物のせい産地でもあり、各地区には、昔からの伝統を引きつぐ行事や場所がたくさんあります。わたしの住む江戸崎地区でも夏になると、ぎおん祭りや花火大会が開かれています。家族みんなで参加するのがとても楽しく、毎年、心待ちにしています。学校の授業では、市内たんけんに出かけ、稲敷市の事について、先生や友達と学習しました。日本には、数千羽しかわたって来ない天然記念物であるオオヒシクイですが、関東地方では、ゆいいつこの地にしかまい下りないそうです。他にも色々な事を学習しましたが、知るほどにわたし達の住んでいる稲敷市が誇らしく思えました。一人の力では、出来ない事も友達と協力すると出来る様になります。十年前、四つの地いきがいっしょになったという事は、たがいに協力し合い、ますます発てんが出来る様になった、という事だと思います。稲敷市のためにわたし達に何が出来るか、それはまだ考え中ですが、今、出来る事をしたいと思います。小学生として勉強や運動をがんばる事、友達を大切にする事、自分の生まれた稲敷市を愛する事、そしていつか稲敷市のために何かが出来る人になりたいと思っています。作文コンクール最優秀作品稲敷市市制施行・合併10周年記念式典